降って来るもの

写真と散文とぽえむ

丑の河原で㈨~物想い~

2024-03-04 21:48:57 | 詩30

     丑の河原で㈨~物想い~

 

何処か、後ろ向きかも知れないけれど

昔から

明るいよりも昏い方に

賑やかよりも寂しい方に

華やかよりも地味な方に

怒りよりも頬笑みに(当たり前だが)

団体の燥はしゃぎより一人の物思いに

 

そうなのだ

自分で言うのも何だが

僕は、昔から

何処か、後ろ影に興味が湧いた気がする

 

それで、よく

暗い詩を書くと

気分が重くなる詩を書くと

 

それでも、相変わらず

どちらかと問われたら

陰陽の陰に

表裏の裏に

明暗の暗に

乾湿の湿に

動静の静に

哀楽の哀に

魅かれ、惹かれる

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飛鳥~乙巳の変~

2024-03-04 07:03:50 | 飛鳥

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 季節は三寒四温で春に向かっている感じですね。桃の節句も終わり、日増しに”花粉情報”と”桜前線”が話題に為ってゆく時の流れ。何時もの様に平穏に移ろってくれることを・・

 さて、今朝は明日香村飛鳥で1400年以上前に在った国を揺るがす”クーデタ―”の事を。

飛鳥寺の裏門を出ると、菜の花畑の黄色が確かな春の訪れを知らせてくれる。

  

長閑な田園風景の中に

※乙巳の変と大化の改新

 学校で習った記憶によると、飛鳥時代の”645年”に起こった政変が”大化の改新”なのだと理解していたのだが、本当は・・。

「乙巳の変」とは、その645年(乙巳の年)に中大兄皇子や中臣鎌足が中心となり、政権を掌握していた豪族である蘇我氏を滅ぼしたクーデターの事。

「大化の改新」とは、乙巳の変から始まり、新政権が作られるまでの一連の政治改革の事、なのだ。

で、この石塔は日本で最初に建立された「飛鳥寺」を立てた蘇我氏の、その権力の絶頂期に在った「蘇我入鹿」が暗殺された飛鳥板葺宮からその入鹿の首が、600m飛んで飛鳥寺のこの辺りに落ちたと言われる伝承が残る、入鹿の供養塔。

これは、日本の曙を開いて滅んだ蘇我氏一族の、蘇我入鹿の首塚であると今に伝える。

眼前には日本最古の飛鳥寺。後ろには蘇我氏の邸宅があった”甘樫丘”がある。

1400年前の夢の出来事

         蘇我入鹿は何思う哉

  

            飛鳥寺遠景 3/4 07:03 まんぼ

 

コメント (2)
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