~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます
季節は三寒四温で春に向かっている感じですね。桃の節句も終わり、日増しに”花粉情報”と”桜前線”が話題に為ってゆく時の流れ。何時もの様に平穏に移ろってくれることを・・
さて、今朝は明日香村飛鳥で1400年以上前に在った国を揺るがす”クーデタ―”の事を。
飛鳥寺の裏門を出ると、菜の花畑の黄色が確かな春の訪れを知らせてくれる。
長閑な田園風景の中に
※乙巳の変と大化の改新
学校で習った記憶によると、飛鳥時代の”645年”に起こった政変が”大化の改新”なのだと理解していたのだが、本当は・・。
「乙巳の変」とは、その645年(乙巳の年)に中大兄皇子や中臣鎌足が中心となり、政権を掌握していた豪族である蘇我氏を滅ぼしたクーデターの事。
「大化の改新」とは、乙巳の変から始まり、新政権が作られるまでの一連の政治改革の事、なのだ。
で、この石塔は日本で最初に建立された「飛鳥寺」を立てた蘇我氏の、その権力の絶頂期に在った「蘇我入鹿」が暗殺された飛鳥板葺宮からその入鹿の首が、600m飛んで飛鳥寺のこの辺りに落ちたと言われる伝承が残る、入鹿の供養塔。
これは、日本の曙を開いて滅んだ蘇我氏一族の、蘇我入鹿の首塚であると今に伝える。
眼前には日本最古の飛鳥寺。後ろには蘇我氏の邸宅があった”甘樫丘”がある。
1400年前の夢の出来事
蘇我入鹿は何思う哉
飛鳥寺遠景 3/4 07:03 まんぼ