8月20日(木)
昨夜、免許合宿に行っていた息子が帰宅した。山形に行っていたのに、何故か真っ黒に日焼けして帰ってきた。
とりあえず、期間中に卒業試験まで通り、あとは、免許センターで試験を受けて免許を交付してもらえるところまでこぎつけたようだ。
息子は大学3年生。さすがにバイトや合宿、サークル活動に忙しかった去年までとは違って、3年生になってからは『就活』を意識してか、TOEICやドイツ語検定、漢字検定を受けたり、バリッとスーツ姿で『就活ガイダンス』に出かけたり、彼なりに頑張っているようだ。
まだ、何の仕事に就きたいかは漠然としか決められないようだが、必ずしも希望通りの職種につけるとは限らない現状で、それでも就職を意識していると言うことは、『彼女』の影響が大きいのかなぁ・・・。
大学に入った当初は、「国際法を学びたい」といていた息子。大学院に進むか、他の大学でも学ぶか、留学するかと言う選択もあっただろうに・・・。
昨年、ゼミの先輩が内定を取り消されて大変な思いをしたのを目の当たりにしているせいもあるのだろう・・・。
私としても、親として、息子が就職して自立し、いずれ家庭を持ってくれることは喜ばしいことだと思っている。
でも、一方で、彼が『法学部』を選び、それを目指して頑張っていた姿を知っているだけに、その動機となった初心を忘れないでいてほしいとも思う。
彼が『国際法』を学びたいと思ったきっかけは、『9.11事件』だった。
あの悲劇の最中に、ハイジャックして突っ込んで逝ったテロリストの故郷では、彼の母親は『英雄』の母親として皆から賞賛を浴び、爆竹を鳴らして歓喜の眼差しでツインタワービルの崩落を見守る人々。この映像を見たことが彼を『国際法』を学びたいという志の原点となったのだという。
幼稚園の頃から相撲取りになるのが夢だった息子。
どんなに相撲に詳しくなって、たくさん食べても、身長が伸びるだけで太れず、ちびっ子相撲ではまわしを取られたとたんに吊り出されてしまう。
自分の太れない体質にがっかりした息子は、『大相撲ダイジェスト』の解説者を目指すようになっていたのだが・・・・。
人はどんな出逢いで人生が変わるか分からないものだとつくづく思う。
おそらく彼のことだ。
どんな職業に就こうとも、家庭を持っても、『法学』を目指したことや、大学で学んだことを忘れることなく、何かでそれを生かして自分の道を切り拓いて行くのだろう。
20歳を過ぎても、まだ小学5年生の少年のような幼いところもある息子で、
「こんなんで世の中渡って行くどころか、自立できるのかねぇ・・・」
とも思うのだが・・・。
そうは言いながら、実は私の方がまだ『子離れ』できていないのかもしれない。
願わくは。
免許が取れても、大切なのは無事故無違反で安全運転できるドライバーとしての自覚と努力。
そして、自分に合った、自分を生かせる『天職』に就けること。
そのための努力(卒業を含む)と初心を忘れないでいてほしい。
頑張れ!大学3年生!!
免許合宿、お疲れ様~!
3週間寂しい思いをさせた『彼女』と残り少ない夏を思い切り楽しみなさいね!
昨夜、免許合宿に行っていた息子が帰宅した。山形に行っていたのに、何故か真っ黒に日焼けして帰ってきた。
とりあえず、期間中に卒業試験まで通り、あとは、免許センターで試験を受けて免許を交付してもらえるところまでこぎつけたようだ。
息子は大学3年生。さすがにバイトや合宿、サークル活動に忙しかった去年までとは違って、3年生になってからは『就活』を意識してか、TOEICやドイツ語検定、漢字検定を受けたり、バリッとスーツ姿で『就活ガイダンス』に出かけたり、彼なりに頑張っているようだ。
まだ、何の仕事に就きたいかは漠然としか決められないようだが、必ずしも希望通りの職種につけるとは限らない現状で、それでも就職を意識していると言うことは、『彼女』の影響が大きいのかなぁ・・・。
大学に入った当初は、「国際法を学びたい」といていた息子。大学院に進むか、他の大学でも学ぶか、留学するかと言う選択もあっただろうに・・・。
昨年、ゼミの先輩が内定を取り消されて大変な思いをしたのを目の当たりにしているせいもあるのだろう・・・。
私としても、親として、息子が就職して自立し、いずれ家庭を持ってくれることは喜ばしいことだと思っている。
でも、一方で、彼が『法学部』を選び、それを目指して頑張っていた姿を知っているだけに、その動機となった初心を忘れないでいてほしいとも思う。
彼が『国際法』を学びたいと思ったきっかけは、『9.11事件』だった。
あの悲劇の最中に、ハイジャックして突っ込んで逝ったテロリストの故郷では、彼の母親は『英雄』の母親として皆から賞賛を浴び、爆竹を鳴らして歓喜の眼差しでツインタワービルの崩落を見守る人々。この映像を見たことが彼を『国際法』を学びたいという志の原点となったのだという。
幼稚園の頃から相撲取りになるのが夢だった息子。
どんなに相撲に詳しくなって、たくさん食べても、身長が伸びるだけで太れず、ちびっ子相撲ではまわしを取られたとたんに吊り出されてしまう。
自分の太れない体質にがっかりした息子は、『大相撲ダイジェスト』の解説者を目指すようになっていたのだが・・・・。
人はどんな出逢いで人生が変わるか分からないものだとつくづく思う。
おそらく彼のことだ。
どんな職業に就こうとも、家庭を持っても、『法学』を目指したことや、大学で学んだことを忘れることなく、何かでそれを生かして自分の道を切り拓いて行くのだろう。
20歳を過ぎても、まだ小学5年生の少年のような幼いところもある息子で、
「こんなんで世の中渡って行くどころか、自立できるのかねぇ・・・」
とも思うのだが・・・。
そうは言いながら、実は私の方がまだ『子離れ』できていないのかもしれない。
願わくは。
免許が取れても、大切なのは無事故無違反で安全運転できるドライバーとしての自覚と努力。
そして、自分に合った、自分を生かせる『天職』に就けること。
そのための努力(卒業を含む)と初心を忘れないでいてほしい。
頑張れ!大学3年生!!
免許合宿、お疲れ様~!
3週間寂しい思いをさせた『彼女』と残り少ない夏を思い切り楽しみなさいね!