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交流

酒井法子さんへ

2009-08-08 09:14:00 | 徒然なるままに
はじめまして。
あなたのファンとして、同じ母親として、あなたに伝えたいメッセージがあります。
このメッセージがあなたに届くと信じて書かせていただきます。

一人になって、いろいろ考えていることと思います。
今一番心配なことは何ですか?
きっと、将来のことよりも、逮捕のことよりも、お子さんのことではありませんか?

あなたが「親としてしっかりしなければ」と語っていた映像を見ました。
かっこつけではなく、本心からそう思っていらっしゃるのだと思いました。
そして、その言葉の裏側で、実生活ではそうできていない自分自身の良心の呵責と、理想と現実との鬩ぎ合いに苦しんでいらしたのですね。
今回のことは、人として、社会人として、親として、事態と現実をしっかり受け止め、逃げたい自分と絶望、自分が犯した罪と罰にしっかり向き合い、自分の生き様をお子さんに見せてほしいです。

両親が犯罪者と言うだけで、息子さんにどれほどの心の傷を与えたかは、きっとご自分が一番分かっていることでしょう。
思春期前期の10歳には、抱えきれない、立ち向かい切れない大きな試練です。
楽しい夏休みが、一変して地獄の日々に変貌してしまったのです。
友達にも会えないどころか、外出もままならないことでしょう。
その上、母親の安否も分からない不安、心配は、お子さんから食欲も睡眠も奪っていることでしょう。
そんなお子さんをいつまで人に預けて逃げ回っているのですか?
逃げても逃げても自分の犯した罪から逃れることはできません。
逃げれば逃げるほど、どこまでも追いかけてきますよ。
どこに居ても安心できないし、びくびく逃げ隠れているうちに、心身ともに疲れ果て、自分自身をどんどん追い込んでしまいます。

誰よりも、まずお子さんに無事な姿を見せて、ちゃんと謝ってほしいです。
『悪いことをしたら、ちゃんと謝る』
子育ての基本ですよね?
失敗は誰にでもあります。
今回発覚したことは、大変な騒ぎにはなってしまいましたが、本当に『廃人』になってしまう前に、発覚してよかったのではありませんか?
親としても、社会人としても、きちんと謝罪し、責任を取れる能力がまだ残っているうちに。
そして、この失敗から学び、罪を償い、更正して、リベンジする機会や未来を手にする事だってできるはずです。

あなたが薬に手を出すようになった経緯や心情については分かりませんが、麻薬は1回しかやらなくても『乱用』なのです。
どんな言い訳も通用しません。
常用者は、自力では止めることはできないと言います。
自分の未来だけでなく、お子さんの未来のためにも、今回のことは『ラッキー』なことだと思わなければ!
『逮捕状』はあなたを薬の呪縛から救い出し、人間に戻れる『パスポート』だと思ってほしいのです。

あなたが姿を現すのには時間が必要だとは思います。
でも、せめて、無事でいるということだけは何らかの手段を使って伝え続けてほしいのです。そして息子さんに、
「きっと無事な姿で会いに行くから、それまでもう少しママに時間をちょうだい。どんなに辛くて苦しくても、もう絶対に薬には手を出さない。ちゃんと自分と向き合って乗り越えて見せるから、ママを信じて待っていてね。
夏バテしないようにちゃんとご飯も食べて、しっかり眠ってね。
あなたの10歳の夏休みを台無しにしてしまってごめんなさい。いつかこの分を何倍にもして埋め合わせさせてね。ママにリベンジする機会を下さい。」
と伝えてほしいです。

あなたが今一人で居ることが心配です。
自分で自分を追い詰めて、苦しさや辛さから致死量を越えるような薬に手を出していないかどうか・・・。
人間、死ぬ気になったら、いつからでもどこからでもやり直すことはできるのです。体と気持ちがしっかりしていれば。
薬に逃げても、楽になるのは一瞬で、その後はもっとひどい地獄が待っているだけです。

まだ戻れます。
まだまだやり直せます。
あなたは母親です。
あなたの生き様を子どもに見せ、あなたがこの世に送り出した子どもの保護者としての責任を全うしてください。
世間よりも,罪の重さよりも、プレッシャーよりも薬の誘惑よりも何よりも、『自分』に負けないで!!!

あなたの出演したドラマに流れていた『ひだまりの詩』をカーステレオで聞きながら、涙が止まりません。
あなたを心配し、復活を信じている良い仲間やファンがたくさんいることを忘れないで。
あなたはけして一人ではないのですよ。
お父様の事故の時には私もショックで泣きました。
そのお父様を悲しませるようなことをしてはなりません。
お父様が山梨に呼んで下さったのかもしれないけれど、親を亡くした悲しみはあなたが一番知っていることを忘れないで!
またあなたのきれいな歌声がメディアから流れ、罪を償い、立ち直って頑張って活躍される姿を見ることができる日を信じて待っています。

このコメントをあなたが読むことは奇跡に近いことかもしれないけれど、ニュースを見るたびに書かないではいられませんでした。
本当の事情も知らないくせに、きついことをたくさん書いてしまいました。ごめんなさい。
今、山梨は美味しい桃や葡萄が食べごろですね。
安心して食べられるところで、美味しいものを食べて元気をつけてくださいね。

            おせっかいなあなたの1ファンより

HAPPY BIRTHDAY TO PIPI!!

2009-08-07 23:59:00 | 徒然なるままに
8月7日(金)

今日は末娘の誕生日。日付が変わる瞬間まで起きていて、
『お誕生日おめでとう』*(ケーキ)*
と祝ってあげた。

今日からキャンプに行くと言うので、昨日は何かご馳走を作ってあげようと思って、早めに帰宅し、娘と一緒にスーパーに行ったら、
「鯛の兜焼きがいい!アラ汁作って~!」
「鮭のハラスもいいなぁ~!」
「400g入りの特大プッチンプリンが食べた~い!」
と言うのが彼女のリクエストだった。渋い*(びっくり1)*

お腹いっぱい食べて、日付が変わるまで起きていたせいで、キャンプの集合時間にはちょっと遅れてしまったけれど、元気に出かけていった。もちろん松明も忘れずに。

日付が変わるまでの間、
「13歳がもうじき終わるけど、何か一言!」
といったら、
「ベストを尽くした!」
と言うので、
「そう言いきれるって、えらい!!本か何かで『ベストは尽くすものではなく、越えるもの』と言っていたけれど、14歳は『越える』?」
と聞いたら、
「『越える』のは簡単じゃなさそうだけど、14歳の最後の日にも、『ベストを尽くした!!』と言い切れるように頑張るしかない」
と言っていた。

中2になって、日を追うごとに生意気になってきて、一人前に『思春期』も『反抗期』も真っ只中!
でも、素直に、可愛く元気に育ってくれている。
あの子にどれだけ救われ、生かされていることか・・・。

『生まれてきてくれてありがとう。
HAPPYでLUCKYなことがたくさんありますように・・・。
お誕生日おめでとう』

今日は美術室で、昨日のトトロのランプシェードの仕上げに、背中の部分に末娘へのメッセージを貼り付けた。
末娘が小6の時に勤めていた中学校でも土器作りをやったのだが、その夏休み、娘連れで出勤し、美術室の片づけを手伝ってもらった時、余っていた粘土で作品を作らせた。
その時に、娘が、私へのバースデーメッセージを貼り付けた土器を作り、プレゼントしてくれた。とても上手にできていて、とっても嬉しかった。

今回は私から娘へ。
トトロのランプシェードの他にも、中トトロ、小トトロ、レインコート姿のメイちゃんも作った。
焼き上がりを見られるのは9月。どんな風に仕上がってくるのか楽しみにしている、*(笑顔)*

原爆の日

2009-08-07 00:01:00 | 徒然なるままに
8月6日(木)

今日は、1年生が作って余った粘土を使って、土器作りをした。
紐作りで壺を作っている内に、この丸みは何かに似ているな~と思っていたら、先日行って来たジブリ美術館の受付に座っていた、そう、『トトロ』だ!
と思った瞬間から予定変更。トトロの壺型ランプシェードを作ることにした。
午前中と午後2時間ぐらいかけて完成。なかなかいい感じに仕上がった。
盆休み明けまでかかって乾燥させた後、素焼きする。

昼、午前練習を終えた1年生が集まり、総合学習の新聞作りをした。
今日の班は『梨作り農家の1年』を調査した班で、メンバーの中にも梨農家の生徒がいる。
学区の地域は県内でもNO.1を誇る梨の産地で、栽培面積も栽培農家数も生産量もダントツ1位だ。
5月には総合学習で1年生全員でなしの摘果作業を体験させてもらった。

あの時の梨が、今ちょうど食べごろになって、市場に出回り始めた。
皆が今日やってくるので、一昨日、梨農家の生徒家でやっている直売店で買ってきた梨を昼食時に差し入れした。
今は『幸水』の収穫時。みずみずしい美味しさに、皆、ガゼンヤル気になって、5時近くまで記事のまとめ方をした。

休憩時に、
「今日は何の日だか知っている?」
と聞いたら、
「原爆の日」
と答えたのは6人中1人だけだった。
でも、その子にしても、「原爆」とはどういうものか、その日、広島でどんなことが起きたのかはよく知らないようだった。
原爆の朝の広島のこと、8時15分に炸裂した瞬間にあのきのこ雲の下ではどんなことが起きていたのか、私の知る限りのことを話してあげると、皆シンとなって聞いていた。
直下では肉体も一瞬にして蒸発し、影しか残らなかった人たち、ガラス窓が粉々に割れ飛び散って全身に突き刺さった人たち、皮膚がずるりとむけて痛くて手を前に差し出したまま、水を求めてさまよう人たち・・・。

「それっていつ頃のこと?」
と言う質問に、
「今から64年前の事だよ」
というと、
「なんだそんなに昔のこと!今じゃないんだよね」
と言うので、
「今は、あの時の何万倍の威力を持つ爆弾が、毎日のように世界のどこかで作り出されているんだよ。たった4個で地球がただの宇宙の塵に戻ってしまうぐらいすごい爆弾が。」
「何でそんな爆弾を作るの?」
「そういう怖い爆弾を持っていると、その国を怒らせないように、いろんな国が言うこと聞いてくれるし、責めてこないだろうし、脅しの意味もあるのかな。みんながお父さんお母さんになっても、おじいちゃんおばあちゃんになっても、そんな爆弾が使われなくてすむような平和な日本でいてほしいよね。」
と言ったら、皆すごく複雑な顔をしていた。
子どもたちは本当に真剣に聞いてくれた。きっと社会科でも小学生のときに習ってはきているのだろうが、具体的なことは何も知らないのだ。素直な感想や疑問が次々出てきた。休憩時間は『社会科の時間』になってしまった。
私たち大人は、ちゃんと歴史を勉強して今の日本を認識し、未来の日本や世界のことをしっかり見据えた上で、これからの未来を担う子ども達に伝えていかなければならない。

64年前のことは、『昔話』ではない。歴史の事実であり、未来の日本の姿かもしれない。
温故知新。明るく平和な未来にするために、『同じ間違い』を繰り返さないように。

今日は、末娘の親友が、子どもネット八千代を代表して、広島の記念式典に参加しに行っている。
中学校3年生の彼女がどんなことを思い、何を吸収して帰ってくるのかが楽しみだ。

美術の鑑賞授業を面白くする方法

2009-08-05 23:40:00 | 徒然なるままに
8月5日(水)

今日は、代々木青少年オリンピックセンターで行われた『美術教育フォーラム2009』に参加してきた。

女子美術大学主催で毎年行われているこの会も、今年で10回目。
私は7回ぐらい参加していることになる。
今回のテーマは『鑑賞教育が育てる感性と知』。診療内科医の医療現場での絵画療法のお話や、教育現場での鑑賞授業の実践報告、美術館の学芸員の方の、学校では体験できない美術館探検の話など、とても興味深く、授業にも取り入れたい貴重な話をたくさん聞けた。

この夏は、国立近代美術館、国立博物館、千葉県立美術館とどこの教師のための研修会でも、『鑑賞授業』と『美術館・博物館との連携』がテーマだった。

実際、美術の授業時数が減っている中で実技や作業時間を保証すると、できた作品をお互いに鑑賞する時間を取ってあげるのが精一杯で、とても美術史や名画鑑賞の時間を取る余裕はなくなる。
ピカソの『ゲルニカ』を鑑賞させるのにも、3時間はかかる。なんと言っても多作な作家であり、彼の生涯と各時代の代表作に触れる必要がある。その上で、『ゲルニカ』を味わうのだが、ちゃんと鑑賞授業に取り組むと、生徒たちは3時間で目を見張るような成長を遂げる.

鑑賞授業は『一期一会』だと思う。
その授業を受けなくても、名画や作家のことを知らなくても十分生きて行ける。でも、それを知っている人生と知らない人生とでは豊かさが違ってくると思う。
美術は、中学卒業後は多くの人の場合、絵を描くことも、鑑賞する機会もぐっと減る。描くのは苦手だけれど、見るのは好きな方・・・。で止まってしまう人が多いだろう。
それがもったいない。
たとえ、描けなくても、作れなくても、きれいな絵を見たり、面白い彫刻を見るのは好きと言う『愛でる心』は生涯大切にしていってほしいと思う。

ピカソの授業の後で、
「先生、私はいつかスペインに言って、本物の『ゲルニカ』を見たいです!」
と言う感想を書いてくれた生徒がいた。
そうなのだ。『鑑賞授業』はきっかけ作りなのだ。
後は、生徒自身が本物を見たいと思うかどうか。それを実行するかどうか。

5月の修学旅行に向けて『仏像を100倍楽しむ見方』の授業をやったとき、なんと、対象の3年生以上に、実際は教えていない1年生にも反響があった。
中には、阿修羅の三面の頭部をモチーフにした土器を作ったり、阿修羅展を見に行ったり、3年生のテスト用に使用した資料を私から借りて読んだり。
あまりにハマってしまったわが子の本気に、阿修羅の写真集を買ってくださったご家庭もあり、その生徒に、
「良かったね~、今度は奈良の興福寺に連れて行ってもらえるといいね」
と言ったら、
「夏休みに連れてってもらう事になっています!」
と言われ、ビックリするやら微笑ましいやら・・・。
将来、どこかのお寺でお経を唱えていたりして・・・?

鑑賞授業をやってみて、生徒が100人いたら100人がみんな興味を持つはずはないが、今はスルーしていても、いつか、どこかで、
「あれ?これって、中学のとき習ったなあ・・。」
と思い出し、改めてその作品と向き合う(再開する)時に、何か手がかりになるようなことを残してあげられたら・・・.と思う。
すぐ熱しやすい子は冷めるのも早いが、ずいぶん後になってから思い出して、それがきっかけになって道が開ける人もいるから不思議だ。

今回の研修で、とても勉強になったのはアメリカのアレナスが考案した対話型鑑賞法だ。
鑑賞授業と言うと、その作家や絵の解説や美術史的意義を一方的に教え込むやり方が多い。
対話法と言うのは、まず、生徒に、絵を見せて、何でもいいから気付いたことを言わせる。
そのときに教師は、必ず頷いたり、同じ言葉を返してあげることが大切。
次に、なぜそう思ったのかその理由を考えさせ、発表させる。
その生徒が上手く説明できないときには、それを代弁してくれそうな生徒はいないか他の生徒に呼びかける。
そうすると、教師が長々解説をするときよりも、もっと真剣にその絵を見ようとしたり、他の生徒の発表を聞いたり、自分なりの言葉で表現しようとする。
名画に限らず、お互いの作品鑑賞にもそのやり方は有効だ。

また、生徒がその作家になりきって自分の絵を解説すると言う「なりきり法」も面白い。
たとえば、自分がゴッホになって、『ひまわり』の絵を解説する。
なぜ、14本と15本の絵があるのか。
アルルの『黄色い家』に招待した13人の仲間を待ちわびて、一本一本のひまわりを描いていたゴッホ。
自分を入れて14本。
自分を支えてくれた親愛なる弟テオを入れて15本。
14と15と言う数字に込められたゴッホの気持ちを知っていて見るのと知らないで見るのとでは、『ひまわり』の印象はずいぶん違うものになるだろう。
一生懸命作家になりきって『自分の絵』をプレゼンテーションする中で、その絵の良さや、作家の描きたかったことを見つけようとする鑑賞の仕方も面白い。

この対話法は、『気付き』を大切にするので、限られた時間の中で成果をあげるにはどうしても『誘導的』になってしまいがちだ。
人は一人ひとり感じ方が違うこと、いろんな感じ方があっていいこと、今まで見えていなったものや、絵解きのようなもの、作家自身も気が付かなかったろうことを発見する喜びを知ると、本当に鑑賞することが楽しくなる。
私の授業でも対話法は今までも実践してきたが、論理的に説明を受け、自分の授業に足りないところを発見することができた。
また、自閉症やアスペルガ-のような他者とのコミュニケーションを苦手とする生徒に対しても、鑑賞授業が有効に作用すると言う実践例も参考になった。

2学期は、「ゴッホとゴーギャン」「ジャポニズム」(1年生)、「ファンタジアとウォルト・ディズニー」(2年生)、「ピカソ」「北斎と広重」「ジャポニズム」(3年生)の鑑賞授業をやる予定になっている。
今年はちょっと違った切り口で、「対話法」を取り入れた鑑賞授業に挑戦してみよう!

松明作り

2009-08-04 23:18:00 | 徒然なるままに
8月4日(火)

今日は午前中は、末娘のキャンプ用松明作りをした。
子どもネットの恒例夏の子どもキャンプ。今年は山梨県の大滝キャンプ場*(山)*に行く。http://konet.ciao.jp/
今まで、長男、長女、末娘と3人を送り出してきたが、みんな、キャンプから帰ってくると、本当に、一回りも二回りも成長して帰ってくる。
末娘は小4から参加して、今年で4回目。中学生になってからは子ども実行委員になったりして、結構積極的にキャンプを成功させるために、早くから準備や計画など頑張っている。現地では、小学生たちの面倒をよくみるいいお姉さんを頑張っていっるようだ。
今回は、キャンプ・ファイヤーを盛り上げるために、春からギター*(ギター)*を練習している。
ファイヤーを囲んでみんなで歌ったり、踊ったりするときに、ギター*(ギター)*を演奏してくれる先輩を見て「かっこいい~!」と思ったのがきっかけだそう。
自分用のギター*(ギター)*を買ってあげたいところだが、帰省したら弟に見立ててもらおうか・・・。
キャンプ初日の8月7日は、末娘のお誕生日*(ケーキ)*。
家族と離れた場所でお誕生日を過ごすのは初めて。
せめて、朝ごはんと行きのお弁当*(おにぎり)*は、末娘の大好物*(チキン)*を作ってあげよう。もちろんおやつも。

こうやって、子どもはどんどん親離れしていくんだなあ・・・。
私もいい加減『子離れ』しなくっちゃ。もちろん『子離れ』と『放任』は全然違うけれど。
*(車)*免許合宿中の長男、泊りがけの仕事*(新幹線)*で留守の長女、*(バス)*キャンプ中の末娘がいないうちに、家の中片付けて、みんなの布団をふわふわランドで丸洗いして、床のワックスがけとバルサンを焚こう!
夜は一人で映画館に行ってみよう!
さ~て、何の映画*(映画)*を見ようかなぁ・・・。
な~ンて、実は寂しがり屋の母は、妹のところ*(家)*にでもお泊りに行っちゃおうかなぁ・・・。
いやいや、こんなときこそ、寝食忘れて描きたい絵を仕上げたり、レポートをまとめる*(ペン)**(鉛筆)*貴重な時間。
漢字検定や美術検定の勉強もある!
でも、結局は、帰省前の冷蔵庫の整理や溜まった家事の解消に費やされるだろう。
子どもたちが帰って来た時に、片付いた気持ちのいい*(家)*部屋で迎えてあげるために。普段は忙しくて掃除機がけが精一杯。しばらく床拭きなんてやっていないし・・*(汗)*

そんなことを考えながら作った6本の松明。
お天気*(晴れ)*に恵まれて、満天の星空*(星)**(キラキラ)*の下、楽しいキャンプファイヤーと思い出に残るお誕生日*(ケーキ)*を過ごせますように・・・。
母の願いを込めた大事な松明、当日忘れないようにしなくっちゃ!

感謝して生きる日々

2009-08-03 19:29:00 | 徒然なるままに
8月3日(月)

今日は朝一番に、上野の都立美術館で開催されていた『全日肖展』を見に行った。
父が出品している展覧会で、3日は表彰式と搬出があって、上京すると言うことだったので、せっかくならその日に一緒に絵を見られればと思い、年休を取って見に行った。

『フラガール』と題したその絵のモデルは、カルチャースクールで絵を教えているのだが、その後の時間に練習に来ているグループの女性だとか。
オレンジとグリーンのスカートが、南国っぽくて、笑顔が、本当にフラが好きで楽しんで踊っている雰囲気が伝わってきた。
父の各肖像画はどちらかと言うとおすまししていたり、無表情なモデルが多い中で、今回の満面の笑みのモデルさんは異色だった。

それにしても、癌の手術から7年間、幼稚園、高校、カルチャーセンターで教えながら、毎年、3つの公募展に欠かさず出品している意欲とバイタリティーには本当に頭が下がる。
父は
「大病・大手術後、毎年、今年で最後かなと思いながら、全力投球で描いて来た。また今年も応募できてみんなに見てもらえた、ラッキー!と思って、出品している。毎日、今日も生き延びることができた。ラッキー!でも、明日どうなるかは誰にも分からない。今日やることは今日やる。明日が必ず来るという保証はないのだから。今日無事に生きられたことに感謝しながら毎日を過ごしている。」
と言っていた。

私も2年前の大事故からの奇跡の生還以来、人生観が変わった。
いいことがあると、「あの時死んでいたら経験できなかったなあ・・・。」
素敵な人に出会うと、「生きているからこそ出逢えたんだなあ・・・。」
しんどい壁にぶつかると、「これを乗り越えるために生かされたのだろうか・・・。」
辛くて、苦しくて、悲しいことがあっても、「生きているから感じる心の痛みなんだなあ・・・」
と客観的に受け止められるようになった。
毎日が「おまけ」のような日々。
何か、誰かの『意図』があって生かされている様な・・・。
すべては自分自身の人生を全うするために、出会いも試練も、喜びも苦しみも悲しみも『用意』されているような錯覚に落ちるときがある。

先日、『ラピスラズリ』のコンサートのエンディングで聴いた『エンドロール』のように、私の人生と言う幕が下りるとき、エンドロールに流れる文字はなんだろう?
何部構成かのテロップには、それぞれの時代が掲げてあり、そこに登場する私と関わりのあった『キャスト』や『スタッフ』達。
舞台設定や,ロケ地、協力施設、団体・・・。
監督は?演出は?

どんな風な結末かはキャストもスタッフも知らされていないし、もしかしたら、結末なんて関係ない、知らなくてもいいのかもしれない。
結末は行き着くところは『死』でしかないのなら、どんな死に方をするかより、どう生きたかの方がずっと大切なのだと思うから。

私も父を見習って、日々感謝しながら、これが私が描いた『今年の絵』と言える作品を作り続けていこう。

末娘の原宿デビュ~!

2009-08-02 23:00:00 | 徒然なるままに
8月2日(日)

長男は20日間の合宿免許*(車)*に参加しに山形県酒田市へ*(新幹線)*。

長女と末娘は原宿へショッピン*(グー)*~
私は10歳若返り*(キラキラ)*に美容院へ。

駅にお迎えにいったら、二人とも夕飯がいらないくらい、クレープだのタピオカジュースなどで、おなかポンポコリンになって帰って来た。
「明治通りは歩行者天国で混んでた?」
と聞いたら、
「何年前の話してるの?今は歩行者天国なんかやってないよ」
と返ってきた。

私の頭の中では、明治通りの歩行者天国で踊る『タケノコ族』とそれを歩道や歩道橋から見物する人々でごった返している映像が鮮明にREPLAYされている。
今でも『原宿表参道元氣祭スーパーよさこい』のときはソーランのインパクトのあるいでたちの人たちや音楽でにぎやからしいが、かつての毎週日曜日の歩行者天国はなくなってしまったらしい・・・。

末娘は、原宿にはいろんな格好をした若者がたくさん闊歩しているようなイメージだったらしいが、実際の原宿はそういう人は半分ぐらいだったことに驚いていた。(どんな街を想像していたのだろう?)
お姉ちゃんの見立てでこじゃれた服を何枚か買って、ラフォーレなど『原宿見物』をして来たようだ。
「明治神宮には行ってみた?」
と聞いたら、
「何で暑いのにそんなところに行くの?」
と言われてしまった*(汗)*
やっぱりフツウの若者は原宿まで行ったもお参りになんか行かないもの?

原宿は、私が学生時代も、劇団研究生時代も結構なじみの町だった。 
でも、私が知っているかつて街とはずいぶん違う街になってしまったのだろう。
恵比寿も渋谷も池袋もそうだ。

街は時代と共に、変化し、進化していくのは寂しいところもあるが、新しい楽しみ方や面白みが加わるのは楽しみだ。

一方、市街地はどんどんシャッター街化し、郊外が栄えると言うドーナツ減少化が進んでいる。
私の故郷もそうだが、かつて賑わっていた駅前商店街が、シャッターが下り、人影もまばら・・・と言うのは本当に寂しい。(上京したきり、帰らない身の上で話すことではないが・・・)

原宿は今、若いアーティストの自己表現の場としても注目されている。
古い下宿屋を貸しギャラリーにしている不思議な空間がある。
私の妹が時々グループ展をやっている。
http://www.designfestagallery.com/index.html
元気で感性豊かな若者たちの街として、これからも素敵に発展して行ってほしい街だ。もちろん、少年少女が集まる街なので、ぜひ、治安の方も頑張ってほしい!

ラピスラズリ3周年記念コンサート*(音符)*、おめでとうございます*(キラキラ)*

2009-08-01 22:27:00 | 徒然なるままに
ラピスラズリの3周年記念*(キラキラ)*コンサート*(音符)*に行ってきました。
http://www5.plala.or.jp/lapislazuli-g-v/

アットホームな感じで、ラピスラズリを3年間応援して来てくれたファンの人たちへの感謝と、これからもがんばるぞと言うお二人の気持ちが、じわじわと、また、ビンビン伝わってくるようなコンサートでした。

オリジナル曲もそれぞれ素敵なのですが、お楽しみカバー曲の2曲も素敵でした。
1曲目は『ひと夏の経験』。百恵ちゃんが今歌ったらこんな感じで大人っぽいアレンジで歌うのかな~なんて思っちゃいました。
2曲目は『人形の家』小さい頃聞いていたときは、内容がよく分からず、広田三枝子さんの歌唱力のすごさだけは今も印象に残っています。個性的な歌い方も。
今回、印南さんの歌声と前田さんのアレンジを聞いて、この歌ってこういう歌だったんだ~と改めてイメージがわきました。絵になる歌ですね。イプセンの『人形の家』を読んでいるせいもあるかな。

オリジナルの歌では『忘れ雪』もすごく映像が浮かびました。
帰りの車の中で、買ってきたCDを聞きましたが、どれもいい曲ですね。
車という個室のスピーカーで聞くお二人のデュオや、前田さんのアコースティックなギターの音色は、コンサート会場で聞くのとはまた違った感じでいいですね~*(音符)*

ぜひ、5周年にはギターのデュオも聴けるように頑張ってくださいね*(びっくり2)*

歌を聞きながら、私は高校時代の自分を思い出していました。
一世一代の(?)片思いをしている真っ最中で、恋をすると、人は詩人になるのですね~。イラスト付きでいろんな詩を書いていたのですが、弟がそれに曲を作ってくれて、曲ができると
「姉ちゃん、メロディーのとこ歌ってよ。」
と言って、ギターを弾きながら、ハモってくれていました。
当時、弟は私の恋の相談相手で、応援してくれると言うよりは、親よりも厳しい目で私の好きになった人を『検分』していました。
今から思えば、弟は、私の恋に恋する乙女的な切ない片思い話を根気よく聴いてくれ、的確なアドバイスをしてくれながらも、しっかりそれを『ネタ』にして、曲を作り、『ポプコン』に応募していたりしていましたね~。
時々、あまりにも私の心情にぴったりな曲を作って、歌いながら泣いちゃったこともあったっけ・・・。

弟は結婚を機にすっかりギターをやめてしまい、実家にあった弦が錆びたギターは、『息子のギター』と題して、愛おしそうにギターを抱えて爪弾く母の絵を父が描いた後は、友人にあげちゃったんだとか・・・。

今日、弟と同い年ぐらいの前田さんのギターを聴きながら、受験勉強そっちのけで当時の嬬恋の『ポプコンコンサート』目指して、毎晩母に怒られながらギターを弾いていた弟とかぶってしようがありませんでした。(もちろん前田さんの方が数段上の腕前ですが)

印南さんの歌声を聞いていると、『アラフォー』でも、心は少女のように、時には妖艶に、また時にはノスタルジックに自分が女であることを忘れちゃいけないなあと思いました。
今日は、ちょっとだけおしゃれして、普段はかないスカートをはき、スニーカーではなくサンダルを履いて鏡の前に立ったら、想像していた理想のシルエットには程遠い輪郭線に愕然とし、それをカモフラージュするために胸元に大き目のアクセサリーをジャラジャラぶら下げて出かけました。(あ~肩凝った*(汗)*)

秋のプラネタリウム*(星)*でのコンサートが今からとっても楽しみです。
そのときまではもうちょっとおしゃれのし甲斐がある体型になって、おめかしして出かけたいと思います*(ハート)*

夏バテ防止PART2はブルーベリー&GABA&Fe入りリンゴ酢*(りんご)*

2009-08-01 09:15:00 | 徒然なるままに
8月1日(土)

今日からいよいよ8月!
夏休みも早2週間が過ぎた。みんな、夏休みの宿題は進んでいるかな~?

・・・と生徒たちのことばかり言ってはいられない。
私の夏休みの目標、漢字検定の勉強や、美術検定の勉強、参考作品制作のほうは・・・・?
今のところ、まあまあ順調に行っているほうかなあ・・・。
順調ではないのはダイエットの方*(汗)*
計画では今の時点で2.5?は減っていなければならないのが、1kg減から進まない。う~んやはり、『やきとりじいさん体操』だけでは運動量が足りないのかな~・・・。
昨日は昨日で、1?1万円の松坂牛と比内鳥のバーべキューの誘惑に負けてしまい・・・・*(汗)*でも、美味しかったな~*(ハート6つ)*
今日は、その分のカロリーを消費すべく、家中の窓拭きを頑張るぞ!

ところで、毎年夏負けして夏痩せする私が、結構元気だ。
ソーランをやっているときも結構元気だったが、やらなくなってからはちょっとバテ気味だったかも。
4月5月の自分を振り返っても、こんな元気な夏休みを過ごせてるとはあの頃は思いもしなかった。

先日、いつもの置き薬屋さんが薬の入れ替えに来てくださったときに、
「奥さん、顔色よくなりましたね~。肝班も消えたし、何より目に力がある」
と言われた。
おじさんが前回来て下さったのは、5月中ごろだったか・・・。
あの頃の私は、心も身体も鉛のようで、触れただけで、崩れ落ちそうな、顔色も無く、いつもため息をついて、家では泣いてばかりいて、特に日曜日の「サザエさん』が始まる時間には、
『明日なんか永遠に来なければいいのに・・・』
と、本気で思っていたぐらい、地の底を這うと言うよりのた打ち回るような落ち込みようで、家族や友人に散々心配をかけてしまった。

1学期のご苦労さん会のとき、事務の先生に、
「いつ療養休暇を取られても仕方がない様な状況で、よく1日も休まずに勤務しただけでなく、誰よりも元気に頑張っている姿は素晴らしい。本当によく頑張りましたね」
と声をかけていただいた。
周りの先生方も、地雷を踏みまくる私を冷や冷や見守りながら、地雷を踏んでも立ち上がり、立ち向かう私を応援してくださるようになり、『地雷原』も少しずつ自分を受け入れられ、自分を主張できる環境に変化しつつあるような気がする。
今後、更に自分が活躍でき、お互いにコミュニケーションがスムーズにできて、互いに助け合い、認め合うことができる環境にしていくためにも、自分自身のスキルアップを頑張りたい。

そのためにも、体調管理はすごく重要。
体が元気でないと、前向きな気持ちになれない。
たとえ体重は減って痩せても、体が疲れていて、気持ちや身体は鉛のように重くては、ちょっとの攻撃がすごい衝撃となって、体調も気持ちも崩れてしまう。

どんな窮地に立っても、どんな試練が待ち受けても、それを迎え撃ち、または上手く回避して体制を整えるにしても、フットワークの軽い良好な体調でなくてはならない。

置き薬屋さんと話していて、近頃の私の元気の素はなんだろうと思っていたことが分かった。
ブルーベリー&GABA&鉄分入りリンゴ酢。
パソコンで疲れてかすむ目、4階の美術室まで行くのに息切れがするのは貧血のせいかも?寝ても疲れが取り切れず、体が鉛のよう・・・。精神的ストレスで、頬に肝班ができてしまった。
と相談したら、薦められたドリンクだ。
毎朝起きて一番に飲み、風呂上りに飲んでいる。
確かに体重はあまり変わらないのに(食欲も落ちない*(汗)*)、身体は軽い(?)ような気がする。
全身から汗が噴出すような暑さの中でも、立ちくらみもなく、元気いっぱいだ。
リンゴ酢だけの効果ではないかもしれないが、今のところ快調だ。

よ~し、この調子でこの夏を元気に乗り切ろう*(ダッシュ)*

『みんなの図書館』

2009-08-01 07:22:00 | 徒然なるままに
7月31日(金)

今日は、1年B組2班の生徒と地域調査の新聞作りの編集会議をした。
2班のテーマは、市立図書館。新聞のタイトルは散々話し合った結果、『みんなの図書館』に決まった。
前回の取材を素に、何をメイン・トピックに持ってくるかを話し合った。

彼らの話を要約すると、
*(笑顔)*図書館の良さを知ってほしい
  ・涼しくて落ち着ける場所。
  ・お話会やプラネタリウムとの共催でマタニティコンサートなどを企画したり、工夫していること
  ・いろんなジャンルの本がたくさんあること
  ・ただで借りれること
  ・リクエストできること。
  ・読みたい本が見つからないときは、他の図書館から取り寄せてもらえること。
  ・題名しか分からない本でも、コンピューターで検索できること
  ・調べ学習などで、調べたいテーマの関連資料をボランティアの人に相談できること
  ・レンタルビデオ展に無いようなDVDやビデオなども視聴できること。
などを挙げていた。

また、取材していくうちに、ぜひ、市民の人に知ってほしい別のこともあげていた。
それは、心無い利用者のことだ。
*(困る)*本に落書きしたり、破けた状態で返却する人がいるが、それがもし、小さい子どもがしたことであれば、黙って返却せず、一言謝ってほしい。
 小さい子にも、みんなで使うものを大切に扱うことを教えてほしい。
*(泣く)*故意に、キャラクターを切り取ったり、レシピを切り抜いたり、そのページだけを剥がして返す人がいるそうだ。
 これは小さい子のできることではなく、自己中心的な人間のすることで、とても許しがたい。
*(すっぱい)*借りっぱなしで返却期限に遅れる人、忘れたままで返さない人も迷惑な話だ。
 次に借りたい人が借りられない、何度も電話したり、催促状を出さなくてはならない。
*(青ざめ)*一番悪質なのは、盗難。1冊2冊などではなく、貴重なシリーズごと、ごっそり盗んでいく人がいるのだそうだ。
 カウンターを通さず、館外に持ち出すので、無くなったことに気が付くのが遅くなる。

生徒たちは、市民に図書館の良さを知ってもらって、たくさん利用してほしいが、図書館の人の苦労を知って、きちんとマナーやルールを守ることの大切さを学び、そういうことも新聞を通してみんなに知ってもらいたいと行っていた。

また、利用者数が年々減ってきている理由としては、インターネットの普及が考えられるが、本を読んだり、図書館にわざわざ出かけて行って調べることのメリットについてももっとアピールして、利用者が増えるために図書館の人が取り組んでいる工夫についてもう少し調べたいと言っていた。

夏休み前は、限られた時間でジックリ話し合うことができなかったことが、いろいろ突っ込んだ話もできて、方向性もわかってきて、充実した『編集会議』だった。

私自身も、子どもが小さいときはよく図書館に通ったものだったが、働き出してからは、学校の図書室以外の図書館を利用しないでいた。
子どもたちと話し合っているうちに図書館を見直して、もっと利用してみようかなあと言う気持ちになった。