四季折々

~感じるままに~

冬至というのに、イチョウが!

2022-12-23 07:55:57 | 写真・花
昨日は冬至でした。というのに・・・
イチョウの黄葉が真っ盛りできれいでした。

昨日14:30頃、遠くから見えたので行ってみたものです。

ドームのような建物は安佐北区スポーツセンターです。
その左奥に黄色い大きな木が・・・

友廣神社(安佐北区可部南)というお宮の境内にそびえ立っていました。


直立したような大きなイチョウでした。
     

大きな鳥居の右の境内に、こんな低くて古い鳥居が!

元文二年と彫られていました。(元文2年は1737年で、285年前でした)
中央の碑の裏側に次のように記されていました。
「約300年前の元文年間に建立されたが、昭和18年の太田川の大洪水による災害で、
鳥居崩壊により氏子中に不安を与える現状に至り、安全な鳥居とした」

イチョウのそばに近づいてみると・・・




広島市指定の天然記念物でした。

「江戸時代の中頃に植えられたものかもしれません。
ここ中島は太田川と根の谷川に囲まれ、南に三篠川を含めた3本の川が合流する中州のため、
たびたび洪水の被害を受けてきました。このような状況の中で力強く生き抜いてきたこのイチョウの姿は、
私達に底知れない生命力の偉大さを教えてくれます。」
などと記載されていました。

そのパワーを頂きました。


神社なのに境内には鐘突堂もありました。


友廣神社の銘がありました。

明治になる前までは仏教と神道を一緒に祀っていた証がここには残っていました。

鐘突堂脇から眺めたイチョウです。

もう1本イチョウが立っていましたが、こちらは全て散っていました。

あちらこちらで見かけるイチョウは全て散っているようようです。
冬至の頃なのに、ここのイチョウは何で散らずに残っていたのか、???ですが、見事な姿でした。
なお、散ったばかりのきれいな葉がたくさん落ちていましたが、
昼過ぎ頃にはミゾレが降り、強い風が吹き荒れていたので、その際散らされたようでした。

今朝は雪が10㎝くらい積もっています。
雪をかむった黄葉を見てみたいものですが・・・





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ギョリュウバイ | トップ | 野鳥たちの採食 »
最新の画像もっと見る

写真・花」カテゴリの最新記事