♪ 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ・・・ ♪
宵待草、本当はマツヨイグサ(待宵草)に、小さな蜂が来てせっせと花粉を集めていました。
この歌とは全く関係はありませんが、お互いにいい仲のようでした。
なぜ花粉を? ・・・ 蜂にとって、みつは主食、花粉はおかずだそうです。
花粉にはタンパク質、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれているそうです。
月見草とも呼ばれ、夕暮れ時に開き、夜も咲き続け、朝にはしぼんでしまうそうです。
今朝は6時過ぎごろでしたが、まだ咲いたままでした。
本来、受粉作業をしてくれるのは、夜に活動するスズメガ(蛾)だそうです。
スズメガの足には花粉が着きにくく、受粉(運搬)しにくいのだそうです。
今朝は早朝に蜂が来てくれ、蜂も花が開いていてくれて、共に喜んでいたことでしょう。
マツヨイグサの仲間には、
マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサなどがあるそうです。
この花は、花の大きさ(3~4センチ)、葉(鋸歯)の特長などからメマツヨイグサのようでした。
いろいろあるようですが、総じて、月見草とか宵待草と呼ばれているようです。
♪ 待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬそうな ♪
竹下夢二の詩に曲がつけられ、広く歌われたため、「宵待草」の名の方が定着しているようです。