四季折々

~感じるままに~

犬山椒の花と実

2024-10-02 05:25:53 | 写真・花
ヌザンショウ(犬山椒)の花が咲いていました。
既に結実した実も見られました。

昨朝06:35頃写したものです。


ズームアップしてみました。


葉は細長くてギザギザの切れ込みが小さく、枝に鋭いトゲが互い違いについていました。

以前サンショウ(山椒)との違いを調べたことがあり、大きな違いはこのトゲのつき方でした。
サンショウのトゲは対生なのに対し、イヌザンショウのトゲは互生だそうです。

花が散っているものもありましたが、余り実がついていない果柄、果序枝があり・・・

鳥に食べられたのかも(果柄、果序枝が赤くなるのは鳥に合図するためとか)。

こんなに実がついている果柄もありました。


民家の庭からのぞいていたものです。


犬山椒も山椒もミカン科サンショウ属の落葉低木とか。
犬山椒は、サンショウに似ているものの、香りが劣り、葉も果実も香辛料にならないのが名の由来だそうです。
植物の世界は面白いですね。


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秋にも咲き続ける白蝶草

2024-10-01 05:21:35 | 写真・花
今日から10月、早いですね。そんな秋というのに・・・
 「ハクチョウソウ(白蝶草)」が咲いていました。舞い踊る蝶のような姿からこの名で呼ばれているようですが、
本名は「ガウラ」、和名は「ヤマモモソウ(山桃草)」だそうです。

昨朝06:20頃出会いました。






こんな葉で・・・


こんなひと株でした。

ハクチョウソウ(白蝶草、本名:ガウラ、和名ヤマモモソウ)は、北アメリカ原産で、
アカバナ科ヤマモモソウ属の植物とか。
花は咲いてから3日ほどで散ってしまうそうです。
しかし、初夏(5月)から晩秋(11月)の長い期間、次から次に花を咲かせていくそうです。
他の植物と競うようにたくさんの花を咲かせることから、
「負けず嫌い」「我慢できない」の花言葉がつけられているとか。
耐寒・耐暑性ともに強く、日本全国で栽培可能な植物だそうです。
また、放任していても長い期間花を咲かせる多年草だそうです。
いいですね。

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綿花

2024-09-30 05:22:52 | 写真・花
綿花(めんか)と出会いました。綿花といえばワタの花のようですが・・・
花ではなくて、果実がはじけ、白い綿毛が現れた状態を呼ぶのだそうです。
この状態が花のように見えることから、綿花と呼ぶようになったのだとか。

昨朝06:45頃出会ったものです。





下側の小さい綿花は、はじけ中のようでした。

その綿花をズームアップしてみました。


たくさんはじけていました。


はじける前の果実もたくさんついていました。


これから咲く直前のようなつぼみが1個だけありました。


しぼみ始めている花も一輪だけついていました。

この花は一日花で、翌日にはピンク色に変わりしぼんでいくようです。

こんな草姿でした。
     
高さは1m弱でした。1本のように見えますが、ここに2本植えられていました。
ワタを取るのが目的ではなく鑑賞用に植えられているようでした。

ワタ(綿)はアオイ科ワタ属の多年草(日本では一年草扱い)で、
熱帯、亜熱帯地方(アジア、中南米)が原産地とか。
夏(7~8月頃)に、ハイビスカスっぽい花が咲きます。

同じ場所で咲いていたワタ(綿)の花今年8月24日、このブログにUPしていました。
こんな花でした。


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秋色風景~ナツメとハナミズキ

2024-09-29 05:26:05 | 写真・花
昨日も真夏日(中区で31℃、安佐北区三入で30.5℃)でした。
それでも早朝は涼しくて、秋を感じる風景にも出会いました。

その1 ナツメの実





きれいな色になりつつありました。

高いところは鈴なりでした。


こんな1本でした。


ナツメの名は、「夏に芽が出る」という説や「夏梅(ナツウメ→ナツメ)」や「夏実(ナツミ→ナツメ)」
に由来のものなど諸説あるそうです。
茶道具の棗(ナツメ)は、このナツメの実に似ていることから名付けられたとか。
開花は、5~6月、結実しても更に枝先に開花し続け、鈴なり状態となり、
秋を向かえる9~10月に順次色づくようです。

その2 ハナミズキの実


 


つやのある赤い実が4~5個ずつかたまってついていました。

葉も紅葉が始まっていて、木全体がこんな色になっていました。


ハナミズキは、北米原産で、日本へは1912年にワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼として
贈られた木として知られています。
春に桜が散ったすぐあと、白やピンクの爽やかな花を咲かせきれいですが、

秋の実や葉の紅葉も見事です。

暑い日が続いていますが、秋は確実に近づいてきているようです。

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秋色風景~シオン

2024-09-28 05:12:25 | 写真・花
薄紫色の小菊のような花と出会いました。シオン(紫苑)です。
背景の空の色も、爽やかさを感じるものでした。

昨日06:20頃でした。











民家の庭でたくさん咲いていました。

別のお宅でも塀の上にのぞいていました。(06:35頃撮影)








シオン(紫苑)は、キク科シオン属の多年草で、中国北部、朝鮮半島、シベリア原産とか。
日本での栽培の歴史は古く、元々は根を薬用(せき止め)としていたそうですが・・・
平安時代に観賞用として植えられるようになったそうです。
なお、中国地方や九州で一部野生化して分布しているとか。
観賞用に植えられるようになっただけあって、
秋の爽やかさを感じる、薄紫色のきれいな花でした。

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