四季折々

~感じるままに~

この木 何の木 気になる花・・・キブシ

2019-03-17 19:57:26 | 写真・花

畑の土手で珍しい木(花)と出会いました。
数本の株立ちで、樹高は2mくらい。枝という枝に房状の花がついていました。
帰って調べてみると、キブシ(木五倍子)という落葉低木でした。

        

   

   

   

   
キブシ(木五倍子)は、キブシ科キブシ属の落葉低木で、
冬の間に枝先に細い紐状の花芽を下垂させ、早春に葉に先がけて花を咲かせるそうです。
薄桃色の花もあるそうです。

長い枝先に房状のつぼみがたくさんついており、上方の小花から咲き始めるているようでした。
雌雄異株で、雄株は雌株よりたくさんの花を咲かせるとのことなので、この木は雄株だったようです。

雌株は花後に実がなり、その実から黒い染色が採れるそうです。
その染色は「フシ(五倍子)」の代用として使われ、昔は御歯黒に使われていたとか。
キブシという名は、ここからつけられているのだそうです。

ちなみに、「フシ(五倍子)」とはヌルデという木に昆虫が寄生して出来るコブのことで、
その中に含まれる成分のタンニンが、黒色の染料として使われるのだそうです。

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冠雪

2019-03-16 10:27:15 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜から上空に寒気が入り、大気が不安定になったそうです。
今朝は、可部連山(我が家では可部アルプスと呼んでいる)が冠雪し、真っ白になっていました。
久しぶりに冬景色を見ることができました。



我が家から見える北方向の眺めです。                                        (9:10撮影)
雲のかかっている中央付近に堂床山(860m)があり、その右に可部冠山(736m)があります。
これらの山の手前が可部の町です。


ズームアップしてみました。
左端が可部冠山です。右は小掛山(816m)のようです。かなり降っているようでした。


この冬、可部アルプスが冬らしい景色を見せてくれたのは、これでわずか3回目だと思います。
例年に比べ本当に暖かい冬でした。たぶん今年はもう雪を見るようなことはないでしょう。
来週の中頃には、気温20℃超の日もあるとか。
また、桜開花の便りがあちこちから聞かれるようになるそうです。

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カラスの行水

2019-03-15 17:57:23 | 野鳥

今朝は冷え込み、7:00前頃で気温は1℃でした。
ところが日中は15℃を超えているようでした。
カラスも暑かったようで、時間をかけてたっぷり水浴びをしていました。


桜(ソメイヨシノ)のつぼみもこんなに大きくなっていました。

つぼみを眺めていたところ、その向こうでカラスが水浴びを始めました。
“カラスの行水”のことわざ通りかと思いましたが、結構念入りに浴びていました。
ただ、川の両側は道路なので、かなり警戒しながらの行水でした。

 

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イチリンソウ と スズシロソウ

2019-03-14 17:35:16 | 写真・花

イチリンソウ(一輪草)とスズシロソウ(蘿蔔草)が咲いていました。
昨日のユキワリイチゲ(雪割一華)が自生していた場所です。
昨日、山野草に詳しい夫婦から教わりました。


イチリンソウ(一輪草)
  

  
まだほんの咲き始めで、花茎が伸び始めのようです。この花茎は20~30になるそうです。
白い花弁のように見えるのは5枚の萼片だそうで、花弁はないそうです。

  
1本の花茎に3枚に分かれた葉が見え、その先端につぼみをつけていました。
そんな状態のつぼみがたくさん見えました。

  

地下の根茎は地面をはって横に伸びどんどん広がり群生するそうです。
イチリンソウはキンポウゲ科の多年草で、
花茎の先に一輪だけ花をつけるのが名の由来だそうです。


スズシロソウ(蘿蔔草)
  

  

  

  
ユキワリイチゲが群生していた斜面に同じように群生していました。

スズシロソウはアブラナ科の多年草で、
花がダイコン(別名スズシロ)の花に似ているのが名の由来だそうです。

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ユキワリイチゲ

2019-03-13 20:45:32 | 写真・花

県北まで、ユキワリイチゲ(雪割一華)を見に行きました。
この地のものは萼片が白色(通常は薄紫色)で珍しい品種だそうです。
残念ながら今日は陽射しが弱くて、ほとんどつぼんだままでした。


三次市吉舎町(みよししきさちょう)のこんな斜面一帯に自生していました。

クリックしてみてください。

こんな説明板が設置してありました。




こんな状態でした。
「太陽が照らないと開きません。開花時刻は11:30頃~15:30 頃です」との説明板もありました。





そんな中、一輪だけ半開きになっていました。 (本当に一華?だけでした)
花弁のように見えるのは萼片だそうです。

ユキワリイチゲ(雪割一華)は日本固有種で、本州の滋賀県から九州にかけ分布している多年草だそうです。

ただ、県によっては絶滅危惧種に指定している貴重な植物のようです。
「雪割」は早春植物を意味し、「一華」は一茎に一輪の花を咲かせるという意味とか。

白い花が風にゆられている姿を見(撮り)たかったのですが、残念でした。

せっかくなので、群生している状態のほんの一部を動画で撮ってみました。

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