口田公民館で開催された講座を受講しました。
中小田古墳群(安佐北区)は、地元にある国指定の史跡です。
非常に興味深い内容で、勉強になりました。
会場いっぱいの参加者でした。
全2回の講座で、今日は第1回目(14:00~16:15)でした。
広島大学名誉教授 古瀬清秀氏による講演~「中小田古墳群とその時代」
同大学考古学研究室大学院生2人による研究発表
① 古墳の墳丘の形態、石室の構造の特徴等から考察する古墳の成り立ち等
② 出土品から考察する古墳の被葬者の性格等
などでした。
どちらも、パワーポイントを使っての非常にわかりやすい説明でした。
また、国の史跡に指定されるに至った出土品の
「三角縁神獣鏡」、「車輪石(腕飾りと考えられている)」の実物も見せていただきました。
中小田古墳群は、太田川下流東岸に沿って伸びる標高60~130mに存在しているとか。
12基からなる古墳群で、3世紀半ば(西暦250年)から7世紀至る約400年間の古墳時代のものだそうです。
2000年余も前の郷土の人々の営みがしのばれ、非常に興味深く、ロマンを感じました。
第2回目講座は2週間先の土曜日です。楽しみです。