守田です。(20120601 06:00)
6月下旬のスケジュールです。5、6月は随分たくさんの話す機会を与えて
いただけました・・・。
6月24日午後7時より、三重県四日市市でお話します。
6月30日午後1時半より、京都市龍谷大学で、飯舘村の酪農家長谷川
健一さんをお招きした講演会で、コーディネーターを務めます。
6月30日午後8時ごろより、京都市ひとまち交流館で、映画『内部被ばく
を生き抜く』上映後にお話します。
お近くの方、ご参加ください!
**********
三重県四日市市 6月24日
東日本大震災の被災から遠く離れている三重県。
放射能汚染とも全く関係ないと思って暮らしている人がほとんどです。
そこで放射能について学ぶ講演会を企画しました。
瓦礫のことや放射能に関する知識を得た上で三重県の未来を考えましょう。
〈講演会〉まずは知らなきゃね!~放射能から身を守るには~
〈日時〉平成24年6月24日 午後7時より
〈場所〉四日市市文化会館第3ホール
〈講師〉フリーライター 守田敏也氏
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、
現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本
に関する研究を進めている。311以降は原発事故問題をおいかけて
いる。各地で講演を行いつつ、放射線被曝の恐ろしさを明らかにし、
防護を訴えている。被災地に自転車を送るプロジェクトを担いつつ、
三陸海岸の各都市を訪問・取材し、その現状を広く伝え続けてきた。
10月からは福島における放射線除染プロジェクトにも参加。
2012年3月に物理学者の矢ヶ克馬氏とともに岩波ブックレットから
『内部被曝』を上梓。
〈主催〉一般財団法人 ハハプロジェクト
人と人がつながり、大きな笑顔になれる商品とサービスを通じて、
年齢性別人種を問わず誰もが参加できるプロジェクトを企画し公益化
する一般財団法人で、おもにイベントの企画・運営、様々なカルチャー、
寄付活動などを行っている。
お問合わせ先 一般財団法人 ハハプロジェクト
四日市市鵜の森1-15-9-3F
TEL 059-350-6788 FAX 059-350-6789
チラシが以下から見れます。
http://www.haha-project.com/88events/88pro_jun/2012_06_24l.jpg
**********
京都市龍谷大学 6月30日
飯舘村の酪農家が語る、フクシマで起こったこと、そして今
6月30日(土)13:30~ 龍谷大学3号館101教室
お話:長谷川健一氏 コーディネータ:守田敏也氏
長谷川健一さん談
6月10日、お隣の相馬市の酪農家―私の友人で55歳―が、自ら命を
絶ったのです。牛舎の中の黒板に白いチョークで書かれていた文字
は、「原発さえなければ」です。
これは、この一連の出来事を世の中に伝えてくれ、という彼の
メッセージだと私は受け取りました。ですから、呼んでくださる方
さえいれば全国どこにでも行って、すべてをお話したい。それが
私の役割だと今は思っています。
呼びかけ人
上西玄象(書家)紫野明日香(女優・「パパママぼくの脱原発ウォーク」代表)、
田中孝征(喫茶店うずら店主)、長谷川羽衣子(バイバイ原発3・10京都
呼びかけ人)、三島倫八(龍谷大学教授)、吉田眞佐子(弁護士)
六島純雄(深草の環境を守る会代表)
共催 龍谷大学教職員組合・龍谷大学原子力発電所問題学習会・
ふしみ「原発0」パレードの会
連絡先 ふしみ「原発0」パレードの会
(京都南法律事務所075-604-2133 吉田or溝江まで)
詳しくは以下より
http://twitpic.com/9n93t7
**********
京都市ひとまち交流館 6月30日
内部被ばくの時代を私たちは
どうやって生き抜いていくのか?
まもりたい!未来のために
4人の医師が語る経験・広島-チェルノブイリ-イラク-福島
『内部被ばくを生き抜く』上映&守田敏也さんのお話
☆-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*☆
●日時:2012年6月30日(土)
午後6時40分上映(開場6時30分)
・午後6時40分~『内部被ばくを生き抜く』上映
(監督:鎌仲ひとみ/2012/カラー/デジタル/Hivision/約80分)
・上映後、守田敏也さんのお話
・質疑応答・感想、意見交流
(午後9時10分頃終了予定)
●会場:ひと・まち交流館京都
第4・第5会議室(3階)
河原町五条下る東側
市バス「河原町正面」下車すぐ
京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
TEL:075ー354ー8711
案内:http://www.hitomachikyoto.jp/access.html
●参加費:一般1000円 学生500円
●主催:ピースムービーメント実行委員会
●問い合わせ先:
TEL:090-2359―9278(松本)
Eメール anc49871@nifty.com(山崎)
●上映作品の紹介
参考;http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/
【未知なる危機に備えて・・・鎌仲ひとみ監督からのメッセージ】
2011年3月に起きた東日本大震災によって原発が4つも爆発してしまった、その後の世
界に私たちは生きている。大量の放射性物質が放出され、 広範囲に拡散したことは解
っているが、ではどれだけ出たのか実は正 確な情報がない。放射性物質は環境に溶け
込み、生態系に入り込んだ。 呼吸や汚染された水・食品を通じて引き起こされる内部
被ばくは、この時代に生きる私たち全員の問題となった。 これからいったい何が起き
るのか、正確に予測できる人は実はいない。 ただできることはありとあらゆる情報と
可能性を吟味して、「命」を守る努力をするということだ。放射能は様々な局面で「命
」の脅威となりえる。 私たちは生き抜かねばならない、そのためのささやかな助けに
なればとこの作品を作った。
【グラデーションの世界】
「内部被ばく」に関しては、低線量の放射線は安全であるからに始まって、どんな微
量でも身体の中に入った放射性物質は危険である、まで異説、異論がこの世界には存在
する。それはまさしくグラデーションのような世界に見える。放射能汚染もまた、まだ
らなグラデーションを地上に描い ている。私は放射能汚染を受けた現場で生きる世界
中の人々の取材を通して、データにはならないが、現場には確実に被害を受け苦しんで
いる人々がいることを身をもって経験した。そんな現場で実際に被ばくに関する医療活
動を継続してきた4人の医師にこれからどう対処していけばいいのか、問いかけること
にした。
年齢も経歴も違う4人の医師がこれまで内部被ばくに関して積み重ねてきた体験や研究
は重なるところもあれば重ならないところもある。内部被ばくの影響は複雑で未知の部
分も多い。それでも、この4人の医師の声に耳を傾けることで情報が混乱する中でも、
自分にとっての立ち位置を見定めていただきたい。福島・二本松に生き続けることを決
めた一家も登場する。現場の声を聞くことをまず一番に大事にしたいと思ったからだ。
暮らし、家族、地域、など生身の人間の未来を配慮することなしに被ばくは語れない。
どうやったらこの「内部被ばくの時代」を私たちは生き抜くことができるか、最前線で
格闘する人々の声に耳を傾けた。
【4人の医師】
肥田舜太郎(被爆医師)
内部被ばくに警鐘を鳴らして66年。
広島で27歳の時に軍医として原爆に遭う。以来、内部被ばくの実相を追い求めて今年
で95歳。戦後、一貫して被爆者医療に尽力し、世界で最も多く被爆者を実際診察してき
た実績を持つ。今も請われて日本中で講演を行っている。
4/7よりアップリンク、他にてドキュメンタリー映画『核の傷:肥田舜太郎医師と内部
被曝』公開。
鎌田實(諏訪中央病院名誉院長/チェルノブイリ連帯基金代表/日本イラク医療支援ネッ
トワーク代表)
白血病やがんの子ども達のために働き続ける医師。
チェルノブイリへこの20年で94回も医師団を派遣した。2004年からはイラクの白血病
やがんの子ども達に特化した医療支援を開始。 福島事故を受けて活動を福島へと展開
中。
児玉龍彦(東京大学アイソトープ総合センター長)
福島の現場で動き発信する医師。
ゲノム科学の専門家。福島原発事故の後、国会に参考人として招聘され、政府の対応
を厳しく批判したことで注目された。目下、福島の自治体と連携して除染活動を進めつ
つ、内部被ばくが細胞に与える影響を独自に研究し始めている。
スモルニコワ・バレンチナ(小児科医)
チェルノブイリで臨床医45年。
チェルノブイリ原発から100キロほど離れたゴメリ州で45年間、小児科の臨床医として
働いてきた。チェルノブイリ事故の影響を受けた子ども達の医療に献身してきた。
●鎌仲ひとみ監督のプロフィール
早稲田大学卒業後ドキュメンタリー制作の現場へ。
フリーの映像作家としてテレビ番組、映画を監督。
2003年ドキュメンタリー映画『ヒバクシャ─世界の終わりに』以降、
2006年『六ヶ所村ラプソディー』、
2010年『ミツバチの羽音と地球の回転』の3部作で
放射能汚染、被ばく、原発やエネルギーの問題を追い続けてきた。
●守田敏也(もりた・としや)さんのプロフィール【トーク】
1959年生まれ。京都市在住。「市民と科学者の内部被曝問題研究会」常任理事。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、
現在フリーライターとして取材活動を続け、社会的共通資本に関する研究を進めて
いる。
ナラ枯れ問題に深く関わり、京都の大文字などで害虫防除も実施。
東日本大震災以後は、広くネットで情報を発信し、関西をはじめ被災地でも講演を続け
ている。
また、京都OHANAプロジェクトのメンバーとして、被災地に中古の自転車を整備し
て届ける活動をおこなっている。
原発関係の著作に、『内部被曝』(矢ケ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット2012年)
があり、雑誌『世界』などで、肥田舜太郎医師へのインタビューを行ったり、
福島第一原発事故での市民の取り組みや内部被曝問題
についての取材報告をして話題になっている。
東日本大震災以降、インターネットではブログ「明日に向けて」で発信を続け、
本年5月末までに約520本を超えるレポートなどを発表している。
参考:「明日に向けて」http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011
6月下旬のスケジュールです。5、6月は随分たくさんの話す機会を与えて
いただけました・・・。
6月24日午後7時より、三重県四日市市でお話します。
6月30日午後1時半より、京都市龍谷大学で、飯舘村の酪農家長谷川
健一さんをお招きした講演会で、コーディネーターを務めます。
6月30日午後8時ごろより、京都市ひとまち交流館で、映画『内部被ばく
を生き抜く』上映後にお話します。
お近くの方、ご参加ください!
**********
三重県四日市市 6月24日
東日本大震災の被災から遠く離れている三重県。
放射能汚染とも全く関係ないと思って暮らしている人がほとんどです。
そこで放射能について学ぶ講演会を企画しました。
瓦礫のことや放射能に関する知識を得た上で三重県の未来を考えましょう。
〈講演会〉まずは知らなきゃね!~放射能から身を守るには~
〈日時〉平成24年6月24日 午後7時より
〈場所〉四日市市文化会館第3ホール
〈講師〉フリーライター 守田敏也氏
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、
現在フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本
に関する研究を進めている。311以降は原発事故問題をおいかけて
いる。各地で講演を行いつつ、放射線被曝の恐ろしさを明らかにし、
防護を訴えている。被災地に自転車を送るプロジェクトを担いつつ、
三陸海岸の各都市を訪問・取材し、その現状を広く伝え続けてきた。
10月からは福島における放射線除染プロジェクトにも参加。
2012年3月に物理学者の矢ヶ克馬氏とともに岩波ブックレットから
『内部被曝』を上梓。
〈主催〉一般財団法人 ハハプロジェクト
人と人がつながり、大きな笑顔になれる商品とサービスを通じて、
年齢性別人種を問わず誰もが参加できるプロジェクトを企画し公益化
する一般財団法人で、おもにイベントの企画・運営、様々なカルチャー、
寄付活動などを行っている。
お問合わせ先 一般財団法人 ハハプロジェクト
四日市市鵜の森1-15-9-3F
TEL 059-350-6788 FAX 059-350-6789
チラシが以下から見れます。
http://www.haha-project.com/88events/88pro_jun/2012_06_24l.jpg
**********
京都市龍谷大学 6月30日
飯舘村の酪農家が語る、フクシマで起こったこと、そして今
6月30日(土)13:30~ 龍谷大学3号館101教室
お話:長谷川健一氏 コーディネータ:守田敏也氏
長谷川健一さん談
6月10日、お隣の相馬市の酪農家―私の友人で55歳―が、自ら命を
絶ったのです。牛舎の中の黒板に白いチョークで書かれていた文字
は、「原発さえなければ」です。
これは、この一連の出来事を世の中に伝えてくれ、という彼の
メッセージだと私は受け取りました。ですから、呼んでくださる方
さえいれば全国どこにでも行って、すべてをお話したい。それが
私の役割だと今は思っています。
呼びかけ人
上西玄象(書家)紫野明日香(女優・「パパママぼくの脱原発ウォーク」代表)、
田中孝征(喫茶店うずら店主)、長谷川羽衣子(バイバイ原発3・10京都
呼びかけ人)、三島倫八(龍谷大学教授)、吉田眞佐子(弁護士)
六島純雄(深草の環境を守る会代表)
共催 龍谷大学教職員組合・龍谷大学原子力発電所問題学習会・
ふしみ「原発0」パレードの会
連絡先 ふしみ「原発0」パレードの会
(京都南法律事務所075-604-2133 吉田or溝江まで)
詳しくは以下より
http://twitpic.com/9n93t7
**********
京都市ひとまち交流館 6月30日
内部被ばくの時代を私たちは
どうやって生き抜いていくのか?
まもりたい!未来のために
4人の医師が語る経験・広島-チェルノブイリ-イラク-福島
『内部被ばくを生き抜く』上映&守田敏也さんのお話
☆-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*☆
●日時:2012年6月30日(土)
午後6時40分上映(開場6時30分)
・午後6時40分~『内部被ばくを生き抜く』上映
(監督:鎌仲ひとみ/2012/カラー/デジタル/Hivision/約80分)
・上映後、守田敏也さんのお話
・質疑応答・感想、意見交流
(午後9時10分頃終了予定)
●会場:ひと・まち交流館京都
第4・第5会議室(3階)
河原町五条下る東側
市バス「河原町正面」下車すぐ
京阪「清水五条」駅下車 徒歩8分
地下鉄烏丸線「五条」駅下車 徒歩10分
TEL:075ー354ー8711
案内:http://www.hitomachikyoto.jp/access.html
●参加費:一般1000円 学生500円
●主催:ピースムービーメント実行委員会
●問い合わせ先:
TEL:090-2359―9278(松本)
Eメール anc49871@nifty.com(山崎)
●上映作品の紹介
参考;http://www.naibuhibaku-ikinuku.com/
【未知なる危機に備えて・・・鎌仲ひとみ監督からのメッセージ】
2011年3月に起きた東日本大震災によって原発が4つも爆発してしまった、その後の世
界に私たちは生きている。大量の放射性物質が放出され、 広範囲に拡散したことは解
っているが、ではどれだけ出たのか実は正 確な情報がない。放射性物質は環境に溶け
込み、生態系に入り込んだ。 呼吸や汚染された水・食品を通じて引き起こされる内部
被ばくは、この時代に生きる私たち全員の問題となった。 これからいったい何が起き
るのか、正確に予測できる人は実はいない。 ただできることはありとあらゆる情報と
可能性を吟味して、「命」を守る努力をするということだ。放射能は様々な局面で「命
」の脅威となりえる。 私たちは生き抜かねばならない、そのためのささやかな助けに
なればとこの作品を作った。
【グラデーションの世界】
「内部被ばく」に関しては、低線量の放射線は安全であるからに始まって、どんな微
量でも身体の中に入った放射性物質は危険である、まで異説、異論がこの世界には存在
する。それはまさしくグラデーションのような世界に見える。放射能汚染もまた、まだ
らなグラデーションを地上に描い ている。私は放射能汚染を受けた現場で生きる世界
中の人々の取材を通して、データにはならないが、現場には確実に被害を受け苦しんで
いる人々がいることを身をもって経験した。そんな現場で実際に被ばくに関する医療活
動を継続してきた4人の医師にこれからどう対処していけばいいのか、問いかけること
にした。
年齢も経歴も違う4人の医師がこれまで内部被ばくに関して積み重ねてきた体験や研究
は重なるところもあれば重ならないところもある。内部被ばくの影響は複雑で未知の部
分も多い。それでも、この4人の医師の声に耳を傾けることで情報が混乱する中でも、
自分にとっての立ち位置を見定めていただきたい。福島・二本松に生き続けることを決
めた一家も登場する。現場の声を聞くことをまず一番に大事にしたいと思ったからだ。
暮らし、家族、地域、など生身の人間の未来を配慮することなしに被ばくは語れない。
どうやったらこの「内部被ばくの時代」を私たちは生き抜くことができるか、最前線で
格闘する人々の声に耳を傾けた。
【4人の医師】
肥田舜太郎(被爆医師)
内部被ばくに警鐘を鳴らして66年。
広島で27歳の時に軍医として原爆に遭う。以来、内部被ばくの実相を追い求めて今年
で95歳。戦後、一貫して被爆者医療に尽力し、世界で最も多く被爆者を実際診察してき
た実績を持つ。今も請われて日本中で講演を行っている。
4/7よりアップリンク、他にてドキュメンタリー映画『核の傷:肥田舜太郎医師と内部
被曝』公開。
鎌田實(諏訪中央病院名誉院長/チェルノブイリ連帯基金代表/日本イラク医療支援ネッ
トワーク代表)
白血病やがんの子ども達のために働き続ける医師。
チェルノブイリへこの20年で94回も医師団を派遣した。2004年からはイラクの白血病
やがんの子ども達に特化した医療支援を開始。 福島事故を受けて活動を福島へと展開
中。
児玉龍彦(東京大学アイソトープ総合センター長)
福島の現場で動き発信する医師。
ゲノム科学の専門家。福島原発事故の後、国会に参考人として招聘され、政府の対応
を厳しく批判したことで注目された。目下、福島の自治体と連携して除染活動を進めつ
つ、内部被ばくが細胞に与える影響を独自に研究し始めている。
スモルニコワ・バレンチナ(小児科医)
チェルノブイリで臨床医45年。
チェルノブイリ原発から100キロほど離れたゴメリ州で45年間、小児科の臨床医として
働いてきた。チェルノブイリ事故の影響を受けた子ども達の医療に献身してきた。
●鎌仲ひとみ監督のプロフィール
早稲田大学卒業後ドキュメンタリー制作の現場へ。
フリーの映像作家としてテレビ番組、映画を監督。
2003年ドキュメンタリー映画『ヒバクシャ─世界の終わりに』以降、
2006年『六ヶ所村ラプソディー』、
2010年『ミツバチの羽音と地球の回転』の3部作で
放射能汚染、被ばく、原発やエネルギーの問題を追い続けてきた。
●守田敏也(もりた・としや)さんのプロフィール【トーク】
1959年生まれ。京都市在住。「市民と科学者の内部被曝問題研究会」常任理事。
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、
現在フリーライターとして取材活動を続け、社会的共通資本に関する研究を進めて
いる。
ナラ枯れ問題に深く関わり、京都の大文字などで害虫防除も実施。
東日本大震災以後は、広くネットで情報を発信し、関西をはじめ被災地でも講演を続け
ている。
また、京都OHANAプロジェクトのメンバーとして、被災地に中古の自転車を整備し
て届ける活動をおこなっている。
原発関係の著作に、『内部被曝』(矢ケ崎克馬氏との共著、岩波ブックレット2012年)
があり、雑誌『世界』などで、肥田舜太郎医師へのインタビューを行ったり、
福島第一原発事故での市民の取り組みや内部被曝問題
についての取材報告をして話題になっている。
東日本大震災以降、インターネットではブログ「明日に向けて」で発信を続け、
本年5月末までに約520本を超えるレポートなどを発表している。
参考:「明日に向けて」http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011