明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(97)共に考える集い(17日)と、1週間ぶっとおしデモのお知らせです(京都)

2011年05月05日 14時00分00秒 | 明日に向けて5月1日~31日
守田です。(20110505 14:00)

催しのお知らせです。
一つは僕がお話をする会です。お子さんのおられるお母さんの来られる会に
したいとのことで、設けてくださいました。ぜひみなさんでいろいろと語りあい
ながら、原発事故のこと、今後どうしていったらよいかなど、深めていきたいと
思っています。気軽にご参加ください。

************************

「これからどうなるの?どうすればいい?ー守田敏也さんを迎えて」
~明日に向けて  福島原発事故…ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの
中で、私たちはいかにいきればよいのか。共にかんがえましょう。~


今も放射能を出し続ける福島第一原発。
メディアからは今、どういう状態なのかよく分からない。
だんだん危機感も薄れてくる。京都はけっこう離れてるし。
それでも原発では今も決死の作業を続けてくださってる人がいる。
放射能をいっぱいあびながら。

守田さんに、今原発で起こってる現状やこれから起こりうる可能性などに
ついてお話していただいた後、質疑応答、みんなでこれからどうすれば
いいのか、一緒に考えたいと思います。

お子様がいらっしゃる方にもぜひ来ていただきたいので、平日の昼間と
夜の2回、行います。
参加無料。


2011.5.17(火) ①pm1:30~3:00  ②pm6:30~8:00
出町柳アカテレテコベソベサーバ 京都市左京区田中下柳町3-17


*守田敏也(もりたとしや)
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローなどを経て、現在
フリーライターとして取材活動を続けながら、社会的共通資本に関する
研究を進めている。


問い合わせはこちらまで
sovesahva@sovesahva.org
http://www.sovesahva.org
**************************

この週は、なんと京都では毎日デモも企画されています。最後の22日の
デモは僕も主催者として準備から加わります。
みなさん。ぜひいける時に参加してください。
以下、案内を貼り付けておきます。呼びかけの文章、胸に響いていいです!

***

もっと行動を!ネットだけじゃなく街の中に脱原発・反原発の声とウネリを景気よく!!というわけで、最近の日本では週末ともなれば、各地でデモが起きてますね。素晴らしい! 京都ではなんと、5月中旬に1週間連続デモをやります。

■5月16日(月)~5月21日(土)
1週間ぶっとおしデモ★アゲインスト原発
18:00 三条大橋西側集合  18:30 デモ出発(三条河川敷出発、河原町を南下、
四条をすぎ、仏光寺通りをUターンして三条河原にもどる)
5人でも10人でも歩きます。プラカードや鳴り物、自分の得意な表現で、あるいは
仕事帰りにフラっと立ち寄る感じで自由にどうぞ! 雨天決行。

※できるかぎり子守・ノートテイク用意します。今回は主催者人数の関係で
調整が必要なので、お手数ですが事前にご連絡くださるようよろしくお願いします。

主催:関電の原発を止める会(仮)・大風呂敷 090-9860-9860 genpatsu.tomeru@gmail.com
http://genpatsumoumuri.seesaa.net/
http://ooburoshiki.tumblr.com/
twitter.com/#!/oooburoshiki

そして、1週間デモの最終日は盛大に

■5月22日(日) 
原発をとめろ!核の真相を明かせ!こどもを救え!・京都デモ
 14:00 三条河川敷 集合 15:00 デモ出発~(雨天決行)
【コース】 三条大橋下(西側)→ 河原町通→ 河原町通四条を南へ一筋目で
折り返し → 市役所前 解散(※プラカードなどを持参してください)
【主催】 原始力の会 と ピースウォーク京都
【連絡先】 橋本 080-5356-2140 (仕事中は電話に出られません)
http://gensiryokunokai.blog94.fc2.com/
http://pwkyoto.com/

デモコースなど詳細は、わかり次第アップします。みなさん、街で会いましょう!
 (ヒデヨヴィッチ上杉)
 
(主催者のひとりから)
★現実があまりに馬鹿げてるので、私たちはつい愚かなデモをすることになって
しまった。その名も『一週間ぶっとおし
デモ★アゲインスト原発』。
ふざけた名前だけれども、わたしたちは至って大真面目。現実が過酷すぎて、
ひとりで考え込んでいたら気が滅入る。とりあえず集まって、歩きながらみんなで
考えようよ。
 
★原発のことはとても気になるけれど、正直なところ、めまぐるしく飛び交う情報
に完全に置いてけぼりをくっている。ただそんな私にも分かるのは、今回の
福島原発の事故によってものすごくたくさんの生活や人生が、生命が破壊され
続けているということ。もし同じことが関西で起きれば、ここ京都だってヤバイと
いうこと。どうひいき目に見てもこれほど危険な原発というやつは、いったん
すべてを止めてその是非が問われるべきではなかろうか。急に止めるのが
無理だとしても、その方向を政府が模索しようとすらしないのはなぜなのか。
人が暮らすための電力だったはずなのに、金のためにつくり続けられる電力が
人の暮らしを破壊していく。これはいったいどういうわけだ。
 
★そもそもほんとうは、この事故が起こる前から破壊され続けていた。
ウランを採掘する人・輸送する人・原発で働く人、ほかにもいろいろな過程で、
日常的に被曝する人がいなければ成り立たないのが原子力発電なのだった。
だから事故が起きても起きなくても原発はやめるべきだと思う、といったら、
炭鉱労働でも火力発電でもなんでも健康被害があるし亡くなる人がいる、
どんなエネルギーにもそういう側面があるのに原発にだけ反対するのは
どうなんだろう」と言う人がいた。そうか・・・私には、知らないことが多すぎる。
その問題が原発より軽いとは思えない。でも、そのことが原発を続けていい
理由になるとも思えないよ。そうして、こんなこと言ってた人がいたな、となんと
なく思い出した。「全ての行為が罪の積み重ねであり、差別を伴うものであると
しても、なおかつ人は(私は)行き続け行動し続けなければならない。それは
行けば行く程、行動・失望、行動・失望への道であり、絶望する己に絶望した
とき、そこに悲しみがある。その『悲の場』に待って私は多くの人に逢いたいと
思う。そこはこの上なくすばらしい世界であろう」(横塚晃一著『母よ!殺すな』
より)。原発の問題と向き合うのも、こういうことなのかもしれないなぁ…
 
★なんてことを思いながら、気づけばなぜこんなアホみたいな名のデモを
計画してしまったのか。いやでもその実、私たちは大真面目なのだ。もっと
たくさんの人と話し合いたい、考えたい、おかしなことには声をあげたい。
迷ってる人も怒ってる人も、みんなで集まろう。まいにち夕方、デモしよう。(G)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日に向けて(96) 京都から気... | トップ | 明日に向けて(98) 福島のお母... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

明日に向けて5月1日~31日」カテゴリの最新記事