明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(1899)イギリスと日本を中心に『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』を読む会が行われます!(17日土曜日)

2020年10月12日 14時00分00秒 | 明日に向けて(1701~1900)

守田です(20201012 14:00)

守田+原発を考える在英日本人有志で、イギリスと日本をつないだBOOKの読み会を行います!
まずはこの会のお知らせを貼り付けます!17日(土)10:30 AM 英国時間 、18:30PM 日本時間

放射線はほんとうはとっても危ない!

読書会のお知らせ:文部科学省『放射線副読本』をすっきり読み解こう! ~放射線はほんとうはとっても危ない!~

福島原発事故をきっかけに、数年前に文部科学省から、全国の小学生に『放射線副読本』が配られました。ところがこの本を読んだ多くの方が「もやもやする」と言います。
理由は肝心の放射線の危険性の説明がほとんどないから。大切なことを書かないことで、放射能が友達のように書いてあります。
福島原発事故のことが、ほとんど触れられていないのも不自然です。親たちは、この本のどこをどう理解したらいいのか「もやもや」してしまうというのです。

配布が始まってから、すぐに批判の論文や解説が出ました。どれも非常に的確ですが、とても内容が難しいです。
子供も大人も文科省の説明をどう読み解いたらいいのか。実際に小学生のお子さんを持ったお母さんたち3人と守田さんがチャレンジして、まとめたものが『放射線副読本すっきり読み解きBOOK』(にょきにょきプロジェクト発行)です。
原発から命を守る上でも、放射線被ばくの危険性をきちんと理解することが大切です。
この『読み解きBOOK』を使いながら、放射線の危険性はどこにあるのか、放射能からどう身を守ったら良いのか、私たちの子供や孫の将来を安心なものにするためにも一緒に学びましょう!

『読み解きBOOK』はネットから無料でダウンロードできます。
https://ws.formzu.net/fgen/S35334481/ 

日本の友人知人もこの副読本のことはあまり知られていないように感じています。
英国と日本をつなぐ読書会です。この機会にぜひご参加下さい。


『放射線副読本』掲載の被曝からの身の守り方と福島原発事故後に南相馬市を訪れた枝野官房長官(当時)の姿にはあまりの落差が。絵の描き方でも被曝影響が軽く見せられている。(BOOKより)


読む会の詳細

主催 守田+原発を考える在英日本人有志
参加費:無料(カンパ大歓迎。読書会終了後、カンパの方法をお伝えします)
日時:2020年10月17日 土曜日10:30 AM 英国時間 、18:30PM 日本時間
方法: ZOOM

このミーティングに参加するのに事前登録が必要です。
このリンクから15日(木)までに登録してください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwrdu2srjwtHdV0X8iPn_PsHFDJob3X03ft

登録後、ミーティング参加に関する情報の確認メールが届きます。
守田さんのブログ https://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011

問い合わせ:加藤ウォーバーグ啓子
londonjpdialog@gmail.com
(なお僕は加藤さんとはzoomですでにつながっています。メアドの取り扱いにも充分注意されているのでご安心して連絡を)

参加された方にそれぞれのキャラクターになって読んでもらっていますが「面白い」と好評です。


イギリス在住の方々と世界と日本をつなぐ意義

以上のように読む会を、イギリス在住の日本人ないし日本出身者の方たちと僕のいる京都をつないで、行うことになりました。
もちろんイギリスに限ったわけではありません。どこからでもご参加可能です。日本の外に出ているみなさん、ぜひアクセスしてきてください!日本国内からも大歓迎です。

これはとても嬉しい広がりです。イギリスには日本からの原発輸出が狙われていましたが、最近、完全撤退が明らかになったばかり。
しかしイギリスの原発計画がなくなったわけではなく、中国が乗りだしてきていてまだまだ安心できないし、日本からの関わりも継続したい。
そのためには、放射線の危険性をしっかりとおさえていただくことが一番です。

放射性廃棄物問題はこれから何世紀も続いてしまうし、核兵器そのものがまだ核武装国に合法的に所持されています。
核なき未来を引き寄せるには広島・長崎の経験、そして福島をはじめとした日本のさまざまな経験の持ち出しがとても大事です。
ただしこれらの問題は、日本の国内でもまだすべてが解明されているわけではありません。被曝影響、遺伝的影響など、もっと深掘りしなければならないことがあり、その解明の過程もどんどん国外に出したい。

そのために世界各地におられる日本人・日本出身者・日本語の使える方と連携し、総じて日本からの発信力を強めることが大事です。(日本は世界の中でも言葉の壁が高く、外から情報がとりにくい国です)
とくに被曝影響の徹底した過小評価の影響は、世界中が被っています。イギリスにはセラフィールドに再処理工場があり、近くの海は世界一汚染されているとも言われています。日本の使用済み燃料の再処理も汚染に深く加担しています。
だからBOOKを使って、被曝の過小評価のカラクリをしっかりと読み解き、世界に拡散していくことが大事なのです。

そのために世界ともっとつながらなければ。各地に在住する日本語を解せる方たちとしっかり交流し、新たな可能性を広げたい。
17日(土曜日)10:30 AM 英国時間 、18:30PM 日本時間、zoomを介して世界各地からぜひ集まってください。
一緒に未来を、命を、地球を守りましょう!


日本からの輸出は停まったけれど・・・日立の計画の凍結を報じるANN 2019年1月

#放射線副読本 #放射線副読本すっきり読み解きBOOK #放射線防護 #原発を考える在英日本人有志

*****

この記事に共感していただけましたらカンパをお願いできると嬉しいです。自由に金額設定できます。
https://www.paypal.me/toshikyoto/500

なおpaypal以外の方は以下の振込先にお願いします。
ゆうちょ銀行 なまえ モリタトシヤ 記号14490 番号22666151
他の金融機関からのお振り込みの場合は
店名 四四八(ヨンヨンハチ)店番 448 預金種目 普通預金 口座番号 2266615


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 明日に向けて(1898)長岡京市... | トップ | 明日に向けて(1900)11月に関... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

明日に向けて(1701~1900)」カテゴリの最新記事