守田です。(20110630 23:30)
突然ですが、昨日、仕事で古川(宮城県大崎市)まで日帰り強行軍で往復して
きました。古川の高校の取材でした・・・。
どうせならガイガーカウンターを持っていこうと思い、新幹線の中で、計量を
行いました。すると東海道ではほとんど値の上昇はなく、東京から東北
新幹線に乗り換えてからも変化はなかったのですが、福島県に入って少しづつ
上がりだし、郡山駅で毎時0.20マイクロシーベルトを計測しました。
その後、だんだん値が上昇し出し、郡山駅から5~10分の間に値が0.3を超え、
最高値で、毎時0.44マイクロシーベルトを計量しました。次の福島駅まで20分
弱の区間なので、このあたりは二本松市になるのではないかと思います。
この最高値を示してから、数値は緩やかに下降。福島駅では毎時0.18マイクロ
シーベルトで、それ以降は、0.14、0.10、0.08と下がっていきました。
測定に使ったのは、高島市で測ったのと同じ、DP802iという中国製のガイガーカ
ウンターです。まだ精度の高いカウンターと同時計測して、この機械の特徴をつか
んでいないので、二本松市で計測した新幹線内での毎時0.44マイクロシーベルトと
いう値の精度については確信がもてません。
ただこれが東海道の値の4倍近くに相当すること、郡山駅と福島駅での値の
2倍に相当する値であることは明らかです。どちらも新幹線車内での計測で
あることに注意をしてください。
さて家に帰ってから、この計測値の裏を取れる情報はないかいろいろと探し
ているうちに、今、発売されている週刊現代7月9日号に、「もっと細かく全国
1000ヵ所独自調査、放射能はこんなに出ている」という記事が載っている
ことを知り、買ってきました。
東北・関東を中心に、かなりの地域での空間線量と地表線量を測っています。
この中に、二本松市のことが書かれていたので、紹介したいと思います。
「本誌がかねて指摘しているように、福島市内と郡山市内の数値は高い。
福島市には地表線量7.74というスーパーホットスポットも存在した。
そして今回、新たに判明したのが、両市に挟まれる位置にある二本松市の
予想以上の高さだ。地表線量が3を超える場所がある。同市に住む60代
女性が困惑を隠さずに言う。
『やはり高いですか。二本松は当初避難民を受け入れていたせいで、線量
が高いっていうイメージがないんです。しかも、福島市は少しずつ下がって
いるようだけど、二本松は全然下がらないから、いまとなっては、福島市内
より高い場所もある。すでに避難してしまった人もいるし、私も犬を抱っこし
て散歩している。犬を抱っこしている人、二本松にはたくさんいますよ」』
ここにもあるように『週刊現代』も、二本松市の線量が高くなっていることを
独自の調査から発表していますが、今回、新幹線内での計測はその指摘
に合致します。やはりこの周辺は高くなっているのだと思います。
先日、高島市で空間線量が高く計測されたという報を受け、行政に連絡
しつつ、独自の計測を行って、安全県内の数値であることが分かりました。
多くの方がホッとしたとコメントを寄せてくださいましたが、この時、はじめに
出てきたデータは、毎時0.4マイクロシーベルトというものでした。
しかし二本松市周辺では、手元にあるガイガーカウンターで、通過する
新幹線車内で0.44マイクロシーベルトという値が出たし、『週刊現代』では
JR二本松駅舗装部で0.76、植樹帯で1.30、側溝で1.07という数値が出たと
報じられています。周辺の方々の心配を思うと本当に胸が痛くなります。
・・・ともあれ各地にいくたびに、ガイガーカウンターを出して計測を行い、
そのたびに計測値の高低を裏付ける情報を探して、ここでもお知らせ
していきたいと思います。
突然ですが、昨日、仕事で古川(宮城県大崎市)まで日帰り強行軍で往復して
きました。古川の高校の取材でした・・・。
どうせならガイガーカウンターを持っていこうと思い、新幹線の中で、計量を
行いました。すると東海道ではほとんど値の上昇はなく、東京から東北
新幹線に乗り換えてからも変化はなかったのですが、福島県に入って少しづつ
上がりだし、郡山駅で毎時0.20マイクロシーベルトを計測しました。
その後、だんだん値が上昇し出し、郡山駅から5~10分の間に値が0.3を超え、
最高値で、毎時0.44マイクロシーベルトを計量しました。次の福島駅まで20分
弱の区間なので、このあたりは二本松市になるのではないかと思います。
この最高値を示してから、数値は緩やかに下降。福島駅では毎時0.18マイクロ
シーベルトで、それ以降は、0.14、0.10、0.08と下がっていきました。
測定に使ったのは、高島市で測ったのと同じ、DP802iという中国製のガイガーカ
ウンターです。まだ精度の高いカウンターと同時計測して、この機械の特徴をつか
んでいないので、二本松市で計測した新幹線内での毎時0.44マイクロシーベルトと
いう値の精度については確信がもてません。
ただこれが東海道の値の4倍近くに相当すること、郡山駅と福島駅での値の
2倍に相当する値であることは明らかです。どちらも新幹線車内での計測で
あることに注意をしてください。
さて家に帰ってから、この計測値の裏を取れる情報はないかいろいろと探し
ているうちに、今、発売されている週刊現代7月9日号に、「もっと細かく全国
1000ヵ所独自調査、放射能はこんなに出ている」という記事が載っている
ことを知り、買ってきました。
東北・関東を中心に、かなりの地域での空間線量と地表線量を測っています。
この中に、二本松市のことが書かれていたので、紹介したいと思います。
「本誌がかねて指摘しているように、福島市内と郡山市内の数値は高い。
福島市には地表線量7.74というスーパーホットスポットも存在した。
そして今回、新たに判明したのが、両市に挟まれる位置にある二本松市の
予想以上の高さだ。地表線量が3を超える場所がある。同市に住む60代
女性が困惑を隠さずに言う。
『やはり高いですか。二本松は当初避難民を受け入れていたせいで、線量
が高いっていうイメージがないんです。しかも、福島市は少しずつ下がって
いるようだけど、二本松は全然下がらないから、いまとなっては、福島市内
より高い場所もある。すでに避難してしまった人もいるし、私も犬を抱っこし
て散歩している。犬を抱っこしている人、二本松にはたくさんいますよ」』
ここにもあるように『週刊現代』も、二本松市の線量が高くなっていることを
独自の調査から発表していますが、今回、新幹線内での計測はその指摘
に合致します。やはりこの周辺は高くなっているのだと思います。
先日、高島市で空間線量が高く計測されたという報を受け、行政に連絡
しつつ、独自の計測を行って、安全県内の数値であることが分かりました。
多くの方がホッとしたとコメントを寄せてくださいましたが、この時、はじめに
出てきたデータは、毎時0.4マイクロシーベルトというものでした。
しかし二本松市周辺では、手元にあるガイガーカウンターで、通過する
新幹線車内で0.44マイクロシーベルトという値が出たし、『週刊現代』では
JR二本松駅舗装部で0.76、植樹帯で1.30、側溝で1.07という数値が出たと
報じられています。周辺の方々の心配を思うと本当に胸が痛くなります。
・・・ともあれ各地にいくたびに、ガイガーカウンターを出して計測を行い、
そのたびに計測値の高低を裏付ける情報を探して、ここでもお知らせ
していきたいと思います。
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