明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(2243)自然災害・原発災害からの命の守り方につい米原市でお話します(17日土曜日)

2022年09月14日 16時30分00秒 | 明日に向けて(2201~2400)

守田です(20220914 16:30)


本年3月6日に市長に提言書を渡す「米原の原子力防災を考える市民委員会」

● 米原市市民交流プラザ(ルッチプラザ)で午前10時から

米原市でお話します。米原市主催の講演会です。
9月17日(土)午前10時から11時50分まで

主会場:原市市民交流プラザ(ルッチプラザ)ベルホール310にてです。
(米原市長岡1050番地1)
サテライト会場:米原市役所1階 コンベンションホールにて
(米原市米原1016番地) 本会場からzoomによる中継

講演内容 1  演題:自然災害・原発災害からの命の守り方
        講師:守田 敏也 氏(ジャーナリスト)
                     米原の原子力防災を考える市民委員会 アドバイザー

     2  演題:安定ヨウ素剤ってなに?どう使うの?
        講師:福田 章典 氏(内科医師)
                     米原の原子力防災を考える市民委員会委員 コーディネーター

定  員  400人(対象:自治会役員、消防団員等)
一般の参加については米原市役所にお尋ねください。 防災危機管理課 0749-53-5161



● 安定ヨウ素剤学校等備蓄から一歩前へ!

米原市では「米原の原子力防災を考える市民委員会」が結成され、原子力防災に向けての話し合いが積み重ねられてきました。
僕も当初より、アドバイザーとして関わらせていただいています。
委員会は今年の3月6日に市長に向けた提言書を作成して提出。学校などへの安定ヨウ素剤の備蓄を求め、昨年度末に実現しました。

今回の講演会はそこから一歩前に進むことを目指したもの。ぜひ安定ヨウ素剤の事前配布に進みたい。
このため僕が自然災害と原発災害からの命の守り方についてお話し、これを受けて大津市在住の福田章典医師が安定ヨウ素剤についてお話します。
それぞれ45分、40分お話します。


安定ヨウ素剤のとりあえずの分散備蓄にぐっと進んだ昨秋の会議の様子 守田・にしむらしずえ撮影


● 原子力防災を進めよう

これまでのところ、原発から30キロ圏外で、安定ヨウ素剤の事前配布を行ったのは、丹波篠山市のみ。
ぜひこれに続く自治体が出てきて欲しいと願って来ましたが、ようやく次なる一歩が記せそうです。

もちろん防災にとって一番大事なのは、原発を止めること、動かさないこと、使用済み核燃料を安全な状態に移すことです。
しかし現に原発が稼働し、燃料プールに核燃料がある限り、原子力災害に構えておくことは絶対に必要。

その際、安定ヨウ素剤を配ることで、原発の危険性をきちんと市民・住民に把握していただくことには大きな効果があります。
ぜひ各地で原子力防災を進めて下さい。とくにヨウ素剤事前配布は大事。原発からの命の守り方を広げましょう。


原子力防災については丹波篠山市のパンフレットをご参考ください

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