守田です(20210723 23:30)
● 国が上告を県と市に要請 許しがたい!
オリンピック開会式のかたわらで重大なことが報じられました。
黒い雨訴訟に関して、国が広島県と広島市に上告を要請したというのです。まったくもって許しがたい!本当に腹が立ちます。
これに対し、県と市は断念を求めています。ぜひ国に抗議を集中しましょう!上告断念署名を広げましょう。広島県と市に激励を送りましょう。
記事を二つご紹介しておきます。
「黒い雨」訴訟 国が上告する意向を伝える
日テレ 2021年7月23日 21:03
https://www.news24.jp/articles/2021/07/23/07911064.html
「黒い雨」訴訟、政府が上告を要請 県・市は断念求める
朝日新聞 2021年7月23日 19時42分
https://digital.asahi.com/articles/ASP7R6G4JP7RPITB00H.html
● 国に抗議を!広島県と市に激励を!上告断念署名の拡大を!
あまりにひどい。上告の意向を伝えた国に抗議を集中し、上告断念を迫りましょう。
首相官邸への意見はこちらから
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
厚労省への意見はこちらから
https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
国の意向に抗い、上告断念を求めている広島県と広島市を激励しましょう。
広島県への意見はこちらから
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/ques/questionnaire.php?openid=2&check
広島市の意見はこちらから
https://www.city.hiroshima.lg.jp/ques/questionnaire.php?openid=4&check
● 裁判の構造を把握し、的確な抗議と応援を
なお国と広島県、広島市がどのような関係にあるのか再度整理しておきましょう。
県と市は、被爆者健康手帳の交付事務を国から任されている立場にあります。それでもともとこの裁判では、被告として原告の黒い雨被爆者たちに訴えられてきたのです。
しかしもともとは、被爆した自治体として国に援護対象区域の拡大を求めてきた経緯があり、一審、二審の判決は県や市が主張してきたことに沿うものなのです。
ところが一審後、国に迫られた県と市は、控訴をしてしまったのでした。この時、「国に従うしかない」などの言葉が漏れましたが、これは大きな間違い。地方自治の精神に則って国の意向に沿わない決定をしてまったく良いのです。
ましてや今回は、県も市も求めてきた判決が、一審に続いて、二審でより鮮明に出たのです。今回こそ、県と市に、一審後のようなあやまちを犯さず、しっかりと上告断念を貫き通すことを求めましょう。
朝日新聞によれば、「湯崎英彦知事と松井一実市長は26日にも上京し、政府に「直談判」することも検討している」そうです。県と市に激励を込めて頑張り抜くことを訴えましょう。
原告たちの必死の訴えをきっと実らせよう! (入廷前の原告団 7月14日 守田撮影)
● 今こそ署名を拡大しよう!
さらにいまこそ、広島市、広島県、厚労大臣に、上告しないことを求めるオンライン署名を拡大されることが問われています。
ぜひあらゆる手段を通じて、署名を広げて下さい。
広島市長・広島県知事及び厚生労働大臣は、 広島高裁の「黒い雨」判決を受け入れ、上告しないでください
http://chng.it/fPyYRCQr
訴えを広げるために、ぜひ原告の方々を写した以下の動画を使ってください。
黒い雨訴訟原告団の熱いアピールを聴いてください。 黒い雨訴訟報告集会のエンディングにて 2021年7月14日 広島弁護士会館
#黒い雨訴訟 #国は上告の断念を #広島県は頑張れ #広島市は頑張れ #被爆者健康手帳の交付を #これ以上原告を待たせるな #被爆を認めよ
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