太宗寺から、丸ノ内線で大手町駅まで乗り、ここで半蔵門線に乗換え、清澄白河駅でおりる。
ちょうど昼時だったので、深川めしを食す。美味いとは思わなかった。
門前仲町駅方向へ歩くと、途中に、深川ゑんま堂がある。お寺の名前は法乗院である。
ゑんま堂。
このゑんま堂は1日と16日がご開帳である。
ハイテク閻魔として有名。願望ごとに賽銭箱があり、そこへ賽銭を入れると、閻魔の言葉が聞こえる。
<御朱印>やはり、地蔵菩薩という添え書きがある。
太宗寺から、丸ノ内線で大手町駅まで乗り、ここで半蔵門線に乗換え、清澄白河駅でおりる。
ちょうど昼時だったので、深川めしを食す。美味いとは思わなかった。
門前仲町駅方向へ歩くと、途中に、深川ゑんま堂がある。お寺の名前は法乗院である。
ゑんま堂。
このゑんま堂は1日と16日がご開帳である。
ハイテク閻魔として有名。願望ごとに賽銭箱があり、そこへ賽銭を入れると、閻魔の言葉が聞こえる。
<御朱印>やはり、地蔵菩薩という添え書きがある。
7月16日。藪入り。丸ノ内線・東高円寺駅にあった華徳院を参詣したあと、東高円寺駅に戻り、丸ノ内線で新宿御苑前駅まで乗る。
駅から太宗寺(たいしゅうじ)までは歩いて5分である。
太宗寺には何度か来たことがあるが、えんま堂を見学したのは、今回が初めて。
太宗寺は江戸六地蔵の一つである。境内にはいると、右にある。
境内は、盆踊り期間で、7月15日、16日の両日に渡り開催される。えんま堂も同日に公開される。
えんま堂は、江戸六地蔵の奥である。朱塗りの御堂である。
ご開帳は本来的には藪入りの7月16日であるが、太宗寺の場合は、盆踊りとともに7月15日、16日に公開される。
閻魔大王像。
奪衣婆像もある。こちらの方が不気味だ。昔は、皺取りクリームがなかったようである。美魔女とはほど遠い。萎びたオッパイもリアル。
<御朱印> 「本地地蔵菩薩」と書かれているのは、閻魔大王は地蔵菩薩の化身と思われていたからである。(ちょっと信じられませんなぁ。)
御朱印をもらうペースが速くなった。平成の終わりから令和の始まりにかけて、御朱印熱が復活した。
そろそろ夏なので、ペースを落とそうと思っている。
アマゾンで朱印帖のページを開くと、色々とあるものだ。神社や寺院の御朱印も華やかになったが、豪勢なモノが販売されている。
買い求めたもの。現在使用中。これで890円だった。配送料なし。
”朱印”ではなく、”GOSHUIN”と縦書きされている。外国人用なのか。外国人が御朱印を求めるのは、御朱印を”アート”と考えているためらしい。御朱印アートである。
ローマ字でGOSHUINと印字されている。
まだ使用していないもの。下に小さく”GOSHUIN CHO”と印刷されているね。1080円だった。配送料なし。
これは美しかったので衝動的に買ってしまったもの。栞も付いている。2380円。配送料なし。
朱印帖を買うのは簡単だが、これを埋めるだけの御朱印を集めるのは大変だ。
いつ終わることやら?
7月16日。藪入りである。この日、ご開帳されるえんま堂を巡る。
まず東高円寺にある華徳院(けとくいん)を参拝する。
閻魔大王。
<御朱印>
2日間の奈良菩薩めぐりだったが、最後に参詣したのは生駒市にある長福寺だった。
駐車場がなく、道路で下りて10分ほど歩いた。高台にある。
本堂は重要文化財。
住職の奥さんの説明を聞いた。住職さんは、宝山寺の貫首である。ここから宝山寺に通う。
<御朱印>
これで奈良菩薩めぐりを終える。夏雲を見る。
長弓寺で昼食後、生駒山の中腹にある宝山寺を参詣する。”聖天さん”といえば、ここのこと。参詣者の多いお寺である。
宝山寺は真言律宗の大本山である。
駐車場は本堂の下にあり、階段はあまり上がらなくてすんだが、山寺は階段を上がらないと気分が出ない。
下まで戻ってお詣りした。寺院なのに鳥居がある。聖天を祀っているからだ。
総門。
本堂、拝殿は崖の下にある。昔は、修験場だった。この崖は、般若窟と呼ばれている。中央が本堂で、その横の茅葺きの建物が拝殿である。
本堂の中に入り、おつとめしたが、僧侶は、なんのお詣りだか知らなかった。「菩薩めぐり」だというと、初めてです、と口ごもった。
奥の院があるので、階段をなお上がる。
開山廟。
まだ上がある。
一番上は福徳大神で、ここは宝山寺のマップには出てこない。
<御朱印>
奈良の西大寺から生駒市に入る。住宅街の中を走り抜ける。
生駒市は大阪の郊外住宅地である。生駒山に遮られて大阪のスモッグは生駒市にやってこない。空気が清浄なので住宅地として人気が出たという。
長弓寺は丘陵地帯にある。大きな駐車場があった。ここから10分ほど歩く。緑の中を歩く。
アジサイもまだ萎れることなく咲いていた。
長弓寺は、知らない寺院で会ったが、塔頭が3つある寺院だった。調べると、大和十三仏霊場の第9番札所で、勢至菩薩が祀られている。
本堂。国宝である。
<御朱印>
長弓寺は、塔頭の薬師院の精進料理で名高いそうである。ということで、ここで精進料理の昼食をとった。これは美味かった。
薬師院から庭を見る。
不退寺から西大寺へ。かっては東大寺と並ぶ大寺院だった。現在は、真言律宗の総本山である。しかし、真言律宗は末寺60ぐらいの小さな宗派である。
ここは駐車場がある。境内の中心にいきなり入る形である。
南門から入るのが正式なように思える。南門から改めて入る。
正面が本堂で、その前に東塔跡がある。
東塔跡の周囲には蓮の花があった。ロータスロードである。
本堂。
蓮の花。
<御朱印> 「興正菩薩」である。別名、叡尊上人という。西大寺の中興の祖である。普通なら、大師どまりだろうが、亀山法皇は菩薩号を贈った。しかし、知られていないと思う。初めて聞いた名前である。
元興寺から不退寺へ。佐保山風致地区にある。
例によって、駐車場なしで、道路上でバスを降り、10分ほど歩く。田圃が青々としていた。
林を通り抜ける。
不退寺と言うが正確には不退転法輪寺である。在原業平が建立したので業平寺とも呼ばれる。
境内は樹木が鬱蒼としている。ここは”自然派”なのか、手入れはしていないようである。
本堂。
住職さんは高齢で、手押し車を使っていた。
<御朱印> 五大力尊である。
奈良菩薩めぐり二日目。早朝、元興寺(がんごうじ)を参詣する。ここは駐車場があった。
地図で見ると、元興寺は二つある。極楽堂の元興寺(真言律宗)と塔跡(華厳宗)の元興寺である。今回参詣したのは、極楽堂の方である。
元興寺は寺院としては最も古い。最初は蘇我馬子により法興寺として飛鳥に建立され、その後、平城遷都に伴い、現在の地に移されたものである。移されたときに元興寺となった。
現在残っている本堂は、もとは極楽房という僧坊だった。真四角な建物であるのはそのためである。
蓮の花が咲いていた。「ロータスロード」ということで参詣者を集めているようである。
<御朱印> 「上宮太子」である。幼年時代の聖徳太子である。
奈良菩薩巡り、比較的早くにホテル入り。駅前のホテルだった。
奈良は観光県だが、サービス精神は薄く、ホテルの数も少ない。近年、JR奈良駅周辺にホテルが建てられ、以前よりは便利になった。
JR奈良駅。
今は高架になったが、以前の奈良駅舎は観光案内所として利用されている。なぜか、スタバがここにある。
駅前の三条通。奈良の銀座?
三条通から一歩路地に入ると、昔ながらの住宅街である。
真夏の空だった。また夏がやってきた。
いつまでこの空を見ることができるのだろう? 最近はそう思うことが多くなった。
奈良菩薩めぐり、一日目の最後は、白毫寺だった。萩の寺として有名で、以前、関西花の寺めぐりでお詣りしたことがある。
不空寺から徒歩で15分ぐらいである。バスで行ったが、駐車場がなく、コンビニの駐車場を利用した。
以前、白毫寺から新薬師寺へと歩いたことを思い出した。鄙びた散歩道だったという記憶がある。
コンビニから10分ほど歩く。
両側に萩が植えられている階段を上がる。
本堂。
宝蔵。閻魔像などはこちらに収納されていた。
<御朱印> 「閻魔王」である。
境内から奈良の町を見る。夏らしい天気になっていた。
福智院から不空院へ。奈良の区分地図を持っていたが、不空院は地図に載っていなかった。住所から、新薬師寺の近くであることは分かった。
駐車場のない寺院で、路上で下りる。目の前が春日の原生林だった。
不空院。
本堂。
縁結びと縁切りの両方の神が並んでいるのが珍しい。
境内はやはり狭い。
<御朱印> 「宇賀弁財天女」である。肥えているとしか見えないが。この像は秘仏である。
境内の外に出る。この道を50メートルほど歩くと、新薬師寺である。
お寺の目の前に風変わりな建物。これが珈琲店だった。
般若寺参拝のあと、バスは東大寺横、奈良ホテル横を通り、左に曲がる。福智院は、住宅街の中にあり、目立たない。駐車場がなく、表通りから歩いた。
地蔵大仏という看板が見える。ここの本尊は、座像の地蔵大仏である。大仏というだけあって丈六(2.73メートル)の座像地蔵で、これは珍しい。
本堂は重層のように見えるが、一重の裳階つきの建物である。
境内。
勝軍地蔵のお堂。こちらをお詣りする人は少ない。
<御朱印> 「勝軍地蔵」である。なぜ地蔵大仏ではいけないのか、理由が分からない。
表通り。バスはこちらで待っていた。今回の旅行は、駐車場のないお寺が多かった。
奈良菩薩めぐりツアーに参加してきた。聞いたこともないようなお寺があったので興味が起きたからである。マニアックな寺院巡りなので参加者は少なく9人だった。
先日参加した丹生川上神社めぐりは40人の参加者だったのに、バスガイドも講師(ナビゲーター)も付かなかった。今回の奈良菩薩めぐりツアーは9人の参加者なのにバスガイドが付いた。旅行会社の基準が分からない。
京都駅からバスで、まず般若寺を参詣する。京都駅からバスで奈良へ行くとき、この般若寺の横を通ることが多い。十三重石宝塔がバスからもよく見える。般若寺横の道を真っ直ぐ走ると、東大寺である。
いつもは通過するばかりだが、今回はここからお詣りが始まった。
十三重石宝塔は高さ14.2メートル。目立つ。境内の外から見る。
般若寺はコスモス寺として有名だが、コスモスの季節ではないはず。
ところが夏コスモスが咲いていた。夏コスモスが散ると、秋コスモスに植え替えるという話だった。
本堂は小さい。
十三重石宝塔を間近に見る。
楼門は国宝だが、ポツンと立っていた。
<御朱印> 奈良菩薩めぐりの御朱印は、すべて朱印紙である。左側が絵になっている。本尊は「八字文殊菩薩」である。左の絵は、般若だが、般若寺には般若像も仮面もないので理由が分からない。寺名からの連想ということにしておく。