昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十七) 六

2013-10-02 20:32:42 | 小説
不安の高まりから、武蔵の腕をぐっと握った小夜子だった。 強張った表情を見せながら車に乗り込んだ小夜子だった。 「なんだ、なんだ。 敵討ちに行くんじゃないぞ、おいしいものを食べに行くんだから。 肩から力を抜いて、大きく息を吸い込んでゆっくり吐け。 そうそう、肩を上下させて。 . . . 本文を読む

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