昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十九) 二)道ならぬ恋

2013-10-27 16:54:43 | 小説
「兄にとっては……なのですが、父には到底許せるような相手ではなくて」 正三にとって何なのか口ごもってしまい、小夜子には聞き取れない。 「あら、さぞかしご立派なお家柄のご令嬢だと思いましたのに。 . . . 本文を読む

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