昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(九十一) 小夜子が吸い込まれていく

2014-06-26 21:55:39 | 小説
「いらっしゃいませ、御手洗さま。ようこそのお越しで」 うやうやしく礼をするボーイに、ニッコリと微笑んで「ごきげんよう」と応える小夜子だ。 鮮やかなネオンサインで、キャバレー:ムーランルージュとある大きな建物の中に、小夜子が吸い込まれていく。 . . . 本文を読む

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