昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(九十) 精一杯の意地を見せている

2014-06-22 11:55:33 | 小説
あたしね、お金をどれだけ遣わせたかが、女の勲章だと思ってた。 どれだけ着飾らさせてくれるかで、あたしに対する愛情の度合いを計ってきたような気がする。そういう意味では、武蔵は十分よ。甲を付けてあげられるわね。 でも、女は欲が深いものなの。それだけじゃ足りなくなっちゃった。 . . . 本文を読む

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