昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (四十八)

2010-07-05 22:58:08 | 小説
部屋に入ってからが、
又々ビックリです。
僕をソファに座らせると、
両手をついて
「本日は、
ありがとうございます。
誠心誠意、
勤めさせていただきます。
今宵は、
あなたの恋人にしてください。
たくさん、
愛してください。」です!

「こ、
こちらこそ・・」
膝を合わせて、
お辞儀しました。

「ごめんね、
緊張させちゃったわね。
今日は、
お姉さんに任せてね。
名前、
教えてくれるかな?」

「ハイ、
悟って言います。」

「サトルちゃん、
で良いかな?
お酒は、
何がいい?
ビール?
ウィスキーもあるわよ。
無料だから、
安心して。
でも、
飲みすぎないようにね。
○○なくなったら、
困るもんね。」なんて言いながら、
僕の膝に乗っかかってくるんです。

「さっきの、
続きね。」

キスされました。
それも、
濃厚なキスです。
ビックリしました、
マジで。

こういった風俗の女性は、
下の口は開いても、
絶対キスだけは拒絶するって
聞いてましたから。

「特別よ、
サトルちゃんだけよ。」

本気にしちゃいました、
後で先輩に笑われましたけど。

「そんなもん、
誰にでも言ってることだぞ。」

ホントなんですか?
先輩の顔、
少しひきつって見えましたけど。


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