昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

えがったぁ・・

2010-05-05 13:45:37 | 小説
GW最後の日、
やっと休みです。
バイトバイトに明け暮れて、
少々お疲れ気味です。

どっと押し寄せる、
お客お客お客・・
「お待ち、十八名さまでーす!」
「お待ち、二十七名さまでーす!」
そしてとうとう、
ピーク時の七時台
「お待ち、三十九名さまでーす!」
待ち合いコーナーだけでなく、
店の外にまで溢れていたとか。

普段ならば八時半頃には空き席がちらほらなのに
さすがにGWは、
九時半になっても
「お待ち、五名さまでーす!」ときた。

やれやれ、
十時の終わりはいつまで伸びることやら。
結局、
十一時まで引っ張られた。
ましかし、
昨年のラストまでから開放されたのだから
少しは楽になったのかも?

違う、違うぞ。

えがったぁ・・
だろうが!

10円レンタルのDVD。
7枚借りても、
送料込みで370円。

だから、違うって。
安かったから嬉しいのではなくて、
良い映画が観られて、
嬉しいぃぃ!

「憎いあんちくしょう」
石原裕次郎主演、
浅丘ルリコさん共演。
懐かしいお名前、
プロデュース水ノ江滝子さん。

「銀座の恋の物語り」も良かったけれど
今日の映画はもっと良かった。
代表作と思える作品でした。

やんちゃ坊主が大人へ脱皮していく
その過程が、
見事でしたわ。

ちと我流を加えれば
既成概念に対するアンチテーゼ的で
モラルだ、
反モラルだと騒ぎ立てていた若い自分を
思い出させてくれました。

それにしても、
天下の美女、
浅丘ルリコさんの
あの迫真の演技。
ゲーゲーとゲロを吐くシーンなど
有り得ないことでしょうに。

「純粋愛」を前面に押し立てての
ストーリー展開。
東京と熊本との、
遠距離恋愛。
手紙のやり取りだけの、
純粋愛。

そしてラストで叫んだ
「愛はことばじゃないわ!」

グサリときました。

裕次郎さん。
「乳母車」やら「あいつと私」では
共演者に喰われっぱなしでしたけど
「憎いあんちくしょう」では、
ぴかぴかに光ってました。

疲れが一挙にとれました。


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