昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

無言歌 [The DITCH]

2013-01-01 16:58:50 | よもやま話
Ditch=どぶ

1956年、中国において「百花斉放百家争鳴」の方針が打ち出された。
1957年、反体制狩りに発展して、「反右派闘争」が起こった。

そして、悲劇が生まれた……

予告編では、「慟哭と希望の歌」と謳われていたけれども、
本編を見終えた今、深い絶望感に囚われている。

希望など、まるで見出せない筋立てだった。
そして、中国共産党の現政権が、
何故にかくも強硬な領土拡張路線を取るのか、分かった気がする。

「国民を飢えさせてはいけない」

世界共通のことだと思うけれども、中国では、より顕著なのかもしれない。

元旦に観る映画ではなかったか…と、
後悔する気持ちのある半面、観るべきな映画だ、とも思えている。

にしても、嘗ての彼の国ならば許されざる映画なのでは…?
変化の兆し有り! と考えるべきか…?



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