三部構成の、
大長編です。
どうぞ気長に、
読んでください。
実はこれ、
まだ執筆中なんです。
-----
(三)
「社長、お客さまです。」
俯いたままで徳江が声をかける。
“こんな社長、見たことないわ。
ほんとにベタ惚れなのね。”
と思いつつも、嫉妬心がまるで湧いてこない。
「お、そうか。お通ししろ。 」
愛人でもある徳江に、悪びれることなく小夜子を抱いたまま答える武蔵。
小夜子も又気恥ずかしさなど、まるでない。
「じゃ、行くね。 」
「まあ、待て。見せびらかしてやる。
あっという間に広がるぞ。
これだからな。」と、口の前に手でラッパを作った。
恰幅の良い、と言うよりは太り気味の男が、
つるっ禿げの頭を手巾で拭きながら入ってきた。
たれ目のその男、好人物を絵に描いたような風体だ。
「高田さん、どうもどうも。」
「ご無沙汰ですわ、社長。
おや、こちらの女性は? 初めてお目にかかりますな。」
ぺこりと頭を下げて
「初めまして、小夜子と申します。」と行儀良い小夜子。
目を細めて見やる武蔵。
ついぞ会社では見せない柔和な顔だ。
*今回より、掲載話数を減らします。
姑息な手段ですが、時間稼ぎをさせてください。
中々執筆が進んでいません。
どうしても応募作優先となってしまいます。
時間はあるのですがねえ……
大長編です。
どうぞ気長に、
読んでください。
実はこれ、
まだ執筆中なんです。
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(三)
「社長、お客さまです。」
俯いたままで徳江が声をかける。
“こんな社長、見たことないわ。
ほんとにベタ惚れなのね。”
と思いつつも、嫉妬心がまるで湧いてこない。
「お、そうか。お通ししろ。 」
愛人でもある徳江に、悪びれることなく小夜子を抱いたまま答える武蔵。
小夜子も又気恥ずかしさなど、まるでない。
「じゃ、行くね。 」
「まあ、待て。見せびらかしてやる。
あっという間に広がるぞ。
これだからな。」と、口の前に手でラッパを作った。
恰幅の良い、と言うよりは太り気味の男が、
つるっ禿げの頭を手巾で拭きながら入ってきた。
たれ目のその男、好人物を絵に描いたような風体だ。
「高田さん、どうもどうも。」
「ご無沙汰ですわ、社長。
おや、こちらの女性は? 初めてお目にかかりますな。」
ぺこりと頭を下げて
「初めまして、小夜子と申します。」と行儀良い小夜子。
目を細めて見やる武蔵。
ついぞ会社では見せない柔和な顔だ。
*今回より、掲載話数を減らします。
姑息な手段ですが、時間稼ぎをさせてください。
中々執筆が進んでいません。
どうしても応募作優先となってしまいます。
時間はあるのですがねえ……
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