シャンソンの流れるマロニエの並木道に 春の訪れ
コーヒーの香が漂う時代遅れのカフェに ロマンの花
恋人たちは今エッフェル塔の陰で 凍てついた太陽を見る
=背景と解説=
恋愛の歓喜を感じつつも、どこか冷めた自分がいた気がします。
当時の言葉で言えば「世間が信じられない」ということに尽きます。
世間=女性 と置き換えてもいいかと思います。
女性を蔑視しているのではなく、女性に受け入れられるような自分ではない、ということでした。
憧れに近い気持ちを抱きつつも、いつか離れていく―― 捨てられる、そんな不安な気持ちを抱いていたのです。
一行目、恋への憧憬
二行目、濃いから与えられる歓び
三行目、懐疑の気持ち
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます