昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム ~黄昏編~(愛・復活)

2025-01-06 08:00:06 | 

あけましておめでとうございます。
本年(令和7年)が、みなさまにとって、実り多き年となりますよう、ねがってやみません。
わたしにとっても、慶びの年となりますよう、精進するしだいです。
本年も変わらぬご支援を、よろしくおねがいします。
――・――・――            
風に散り舞う新聞紙に 凍れた太陽光線が届く

靴底の破れから指が出て ようやくこの世に笑いが生まれた

その夜白い舗道で 年老いたピエロは 泣いていた
      

=背景と解説=

前作[光と闇 ~ミカエルとルシファー~]の続編そのものですね。
少し光明が見える、そういった心の動きを表現したつもりです。
お分かりだと思いますが、「笑いが生まれた」とストレートに書きましたけれど。
この作品のキモは、当然ながら「年老いたピエロは」です。


「泣いていた」と言う箇所は、付け足しのようなものなんですよ、自分としては。
ピエロ=自分 は当然なんですが、年老いた=疲れたこころ というつもりでした。
「泣いていた」が気になります? ナルシズムじゃないかと思います。
そのことについてはなにも残していないんですよね。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿