以前は、
ドアの向こう側に興味を持ったような記憶もあるが、
それとてすぐに消えてしまう程つまらない些細なものだった。
音がするでもないドアの開閉の折りに瞬時見えたのは、
同じようなドアと廊下だった。
窓の外にはポプラがそびえ立ち、
その葉を透ける太陽の光、
そして遙か彼方の霞にかすむ山々の連なり。
何よりも、
どこかにあるのだろう滝のゴーゴーという轟音と、
水しぶきがキラリキラリと光るさまが目に浮かぶ。
そして小鳥のさえずり。
窓の外には、
生きた音があった。
晴れた空では、
どこまでも青い空があり、
そこに一つ二つ・・・と
流れる白い雲。
やがて日が暮れるにつれ、
赤く染まりゆく、
全てのもの。
雨の空では、
濃淡の激しい灰色の雨ー
白なのか、
銀なのか、
はたまた緑・・・
色のあるような、
ないような、
絹糸の如き雨。
ドアの向こう側に興味を持ったような記憶もあるが、
それとてすぐに消えてしまう程つまらない些細なものだった。
音がするでもないドアの開閉の折りに瞬時見えたのは、
同じようなドアと廊下だった。
窓の外にはポプラがそびえ立ち、
その葉を透ける太陽の光、
そして遙か彼方の霞にかすむ山々の連なり。
何よりも、
どこかにあるのだろう滝のゴーゴーという轟音と、
水しぶきがキラリキラリと光るさまが目に浮かぶ。
そして小鳥のさえずり。
窓の外には、
生きた音があった。
晴れた空では、
どこまでも青い空があり、
そこに一つ二つ・・・と
流れる白い雲。
やがて日が暮れるにつれ、
赤く染まりゆく、
全てのもの。
雨の空では、
濃淡の激しい灰色の雨ー
白なのか、
銀なのか、
はたまた緑・・・
色のあるような、
ないような、
絹糸の如き雨。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます