昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (三十五)

2010-06-17 19:58:05 | 小説
でもね、
お母さんって、
スゴイんだよ。

朝十時からのパートに、
行ってるの。
有名な回転寿司なんだけど、
名前は伏せるね。

ホールに出て欲しいって、
言われたらしいんだけど、
キッチンにして貰ったらしいわ。

「どうして?」って聞いたら、
「話し好きだから、
だめなのよ。」って、
言ってた。

どうもね、
ホントのところは、
お父さんが反対したらしいの。

浮気されるのが、
怖かったのかも?
ククク・・、
可愛い!

店長さんは、
スゴク残念がったらしいわ。
何せ、
あの巨乳だもんね。
絶対、
お店の宣伝になるわよ。

あっ、ごめんごめん!
こんな話じゃなくて、
あの事よね。

結局、
学校では聞けなかったの。
ルミのお家まで押し掛けちゃった、
みんなで。

すっごく大きな家でさ・・
聞きたくない?
そうね、
そうよね。

千佳もあんまり時間が無いから、
話を進めるね。

その日はね、
雨だったんだって。
相合傘なんかしたんだって。

もうね、
心臓がバクバクしてて、
顔も火照ってたらしいわ。

彼氏?
全然、
まともだったらしいわよ。
遊び慣れてるんじゃない?

でも、ないか。
とに角部屋に入るなり、
くく、
分かるでしょ?
これ以上は、
花の乙女としては
話せませんわ。
ごめんあそばせ、
ほほほ。


でもさ、
ルミはカッコイイなんて言ってるけど、
どうだかね、ね、ね。

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