昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

僕の女王様は妹 (七十)

2010-09-28 21:51:12 | 小説
あぁ、イライラする。
えっ!?
この間の話の続き?
あぁ、あのことね。
K子の、ことね。

そう言えば、
途中までだったわね。
面倒だなぁ、もう。
そんな気になれないのよねぇ。
今度にしてよ!

お兄ちゃんが、
モテタって話、
知ってるかですって!
なに、それ。
ウソでしょ!
そんなこと、
あるわけないじゃない。

・・ホントなの?
言いなさいよ!
早くぅ。
誰よ、相手は。
いつのことなのよ。

なぁにぃ、
又、
交換条件なの?
いいわ、
話してあげるから、
絶対言うのよ。
嘘吐いたら針千本!だからね。

布団だったわよね。
そうなの、
バージンなの、
K子は。

千佳には信じられないことだけどさ、
“あげても、いい・・”って、
思ったらしいの。

何かね、
体から力が抜けててさ、
されるがままだったらしいわ。

初めはね、
ジーンズをはいて行くつもりだったらしいんだけど、
ゆったり目のハーフパンツにしたんだって。

まぁね、
暑い盛りだからさ、
分からないでもないんだけどね。

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