昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

行って良かった、ルーブル美術館展!(三)

2019-02-19 08:00:11 | 神社・仏閣
すみません、少し駆け足で行きます。
この後のスケジュールがギッシリと詰まっているのです。
どんどん記憶が薄れていきます、大変なことですわ。

えっとですね、肖像画をメインとした展示でした。
順番が違うかもしれませんが、ご容赦の程を。
とにかく、印象に残った作品を並べてみましょうか。

エカチェリーナ・ヴァシリエヴナ、スカブロンスキー伯爵夫人
ふくよかなお顔立ちの女性です。
ふんわりとしたブロンドの髪が、ほんとに印象的です。

背景の暗さから、よりご婦人が際立ったていますよね。それに、クッションと呼んで良いのでしょうか、ビロード地の質感が見事に現されています。
実は、洋服の生地の中で、一番好きなのが、ビロード地なのです、私は。

ですが、伯爵夫人という肩書きって、やっぱり付くのですねえ。
いえ、独り言ですので。お気になさらずにどうぞ。

そう言われると、なおのこと気になる、ですか? 
そうですか、それじゃ独り言を。

女性の地位が向上したのって、やっぱり21世紀に入ってなのですかね。
ただですね、私としては、地位そのものよりも、その方自身をね、見たいというか知りたいというか、何と言えば良いのでしょうか。

個人の尊厳と言いますか、魅力と言い換えた方が良いみたいですね。
分からない、ですか。でしょうね、説明の言葉を並べている自分も、思いを伝えられないイライラに苛まれていますから。

「誰それの奥さん」「誰それの旦那さん」
好きじゃないんですよ、この言い方が。
すみません、この辺で勘弁して下さいな。

次に、やはりポスターになっているナポレオン1世です。
アルコレ橋のナポレオン・ボナパルト
精悍な顔つきですよね。
27才当時の顔だと思われます。
「アルコレの戦い」
北イタリア(当時はオーストリアが実効支配)のヴェローナに程近いアルコレ沼沢地周辺で、ナポレオン・ボナパルト率いるフランス軍が、ヨーゼフ・アルヴィンツィ(英語版)率いるオーストリア(神聖ローマ帝国)軍を破った。---Wikipediaより


ついでに、デスマスクを。
うっすらと開いている口元がですね、なんとも……。
無念の思いなのか、ここまで昇りつけたんだという感慨なのか。

デスマスクというのは、このように穏やかな表情ばかりなのでしょうか。

そう言えば死んだ父親も、死亡直後の表情が、時間が経つにつれ、穏やかな表情に変わっていました。

私もまた、そうなるのでしょうか。


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