昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

蒼い恋慕 ~ブルー・れいでぃ~ (女二人)

2010-01-24 22:12:24 | 小説
そしてもう一つ、メイクラブの場としての役目も。

あちこちの席に、ひそひそ声がある。
重なり合う影もある。

カウンターに陣取っていた彼を、
なぜこの場に移したのか、少年は戸惑うばかりだ。

キョロキョロと辺りを窺うわけにもいかないが、
気になり始めると目が右に左にと激しく動き回る。

そして、奇異な二人連れを発見した。

ステージ近くのボックスに、女二人が陣取っている。
時折黒服が近寄っては、話に興じている。


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