「大丈夫か、ほのか」
次男の声に我に返ったほのか、抑えていた感情が爆発した。
大粒の涙とともに
「にあんちゃん、にあんちゃん。ばあちゃんに、ばあちゃんに…」
と、泣き続けた。
「ばあちゃんがなんだって。ばあちゃんは、死んじまってるだろうが。思い出したのか、婆ちゃんのことを」
泣きじゃくるほのかを、とに角も椅子に座らせた。
心配顔の部員たちに「先に帰って」と手をふる次男だった。
「婆ちゃんに、ほのか、謝らなきゃ。ほのか、悪い子なの。
婆ちゃんをね、婆ちゃんをね。汚いって思っちゃったの。
だから、だから、お別れができなかったの。
ごめんなさい、ばあちゃん」
大粒の涙が、ほのかの指の隙間からこぼれ出る。
ぼとぼとと、ほのかの太ももにこぼれ落ちる。
「そうか、そうか。そうだな、怖かったよな。にあんちゃんも怖かった。
だけどな、ばあちゃんは、ほのかのことはよく知ってるから、大丈夫さ」
次男の声に我に返ったほのか、抑えていた感情が爆発した。
大粒の涙とともに
「にあんちゃん、にあんちゃん。ばあちゃんに、ばあちゃんに…」
と、泣き続けた。
「ばあちゃんがなんだって。ばあちゃんは、死んじまってるだろうが。思い出したのか、婆ちゃんのことを」
泣きじゃくるほのかを、とに角も椅子に座らせた。
心配顔の部員たちに「先に帰って」と手をふる次男だった。
「婆ちゃんに、ほのか、謝らなきゃ。ほのか、悪い子なの。
婆ちゃんをね、婆ちゃんをね。汚いって思っちゃったの。
だから、だから、お別れができなかったの。
ごめんなさい、ばあちゃん」
大粒の涙が、ほのかの指の隙間からこぼれ出る。
ぼとぼとと、ほのかの太ももにこぼれ落ちる。
「そうか、そうか。そうだな、怖かったよな。にあんちゃんも怖かった。
だけどな、ばあちゃんは、ほのかのことはよく知ってるから、大丈夫さ」
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