“うん!?・・”
場違いなボックスに気が付いた。
一人の初老らしき男性と共に、
白いブラウス姿の若い━と言うより幼さが残る娘が居た。
“女給・・じゃ、ないな。”
気のない返事をした五平に、ミドリは
「なぁに・・。誰か、知ってる人でも居たの?」と、五平の背中を抓った。
「痛っ!違うさ。
ただな、場違いな女が居ると思ってさ。
女給じや、ないだろうに・・。」と、ミドリの視線を移させた。
「あぁ、あそこのお客ね?
父娘らしいわよ、どうも。
女給は、要らないんだって。
ボーイさん、困ってたわ。
何だかね、オーナーの知り合いの紹介なんだって。
娘がおねだりしたらしいわ、キャバレーに来てみたかったんだって。
どういうの、それって。
都会に憧れる、田舎娘かしらね。」
クリクリとした目を持つ、愛くるしい娘だった。
興味を覚えた五平は、無理矢理ミドリを誘導しながら、その娘の品定めを始めた。
場違いなボックスに気が付いた。
一人の初老らしき男性と共に、
白いブラウス姿の若い━と言うより幼さが残る娘が居た。
“女給・・じゃ、ないな。”
気のない返事をした五平に、ミドリは
「なぁに・・。誰か、知ってる人でも居たの?」と、五平の背中を抓った。
「痛っ!違うさ。
ただな、場違いな女が居ると思ってさ。
女給じや、ないだろうに・・。」と、ミドリの視線を移させた。
「あぁ、あそこのお客ね?
父娘らしいわよ、どうも。
女給は、要らないんだって。
ボーイさん、困ってたわ。
何だかね、オーナーの知り合いの紹介なんだって。
娘がおねだりしたらしいわ、キャバレーに来てみたかったんだって。
どういうの、それって。
都会に憧れる、田舎娘かしらね。」
クリクリとした目を持つ、愛くるしい娘だった。
興味を覚えた五平は、無理矢理ミドリを誘導しながら、その娘の品定めを始めた。
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