昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

日光・東北旅行 [6月11日~6月13日](四)

2020-11-29 08:00:58 | お出かけ

金谷ホテル全景
駐車場でホテルを見たときに、なにかしらがデジャブのように浮かびました――いえ、浮かんだというより、感じた、でしょうか。
どこだったか……記憶の糸をずっとたどってみると、木造校舎が浮かんできます。
2階建てだったはずです、斜交いの支柱があった気がします。
現在は、3階建てのコンクリート製に建て替えられたはずです。
その校舎になんとなく似て見えたのです。
その感覚が何なのか、暫く経つまでは分からなかったのですが、分かった途端には涙が出るほどに嬉しくなりました。


金谷ホテル玄関ホール
大きな花が出迎えてくれました。
玄関ホールは狭いですね、正直に言って。
いつも宿泊しているビジネスホテルよりは、広いかな。
社員旅行でお世話になる旅館・ホテルに比べれば……、比較する方がおかしいですか、そうですね。


フロント




エントランス天井

上の手すりなんか、すごく情緒があると思いませんか。
今にも、モダンガールがあらわれて「Wellcome!」なんてね。
なんだか不思議なのですが、突然にノスタルジーを感じました。

頭の中で時代が飛びます。
令和ではなく、平成・昭和でもなく、大正にです。
大正浪漫の時代ですよ、まさしく。
左手廊下の先には大食堂、右手すぐには大勢の文士たちが集うリビングルームがあり、そして右手廊下先には大ダンスホール。
女給さんたちと楽しく踊っている多くの紳士(?)たちがいます。
(すみません、わたしの妄想です。実際には、ダンスホールは無いと思います)。


大正時代のメイドさん
丸髷ですよね、あのお飾りの鏡餅みたいな髪型は。
違う? それは失礼しました。
それでもって、絣の着物を着ていたかですって? 
ごめんなさい、正直のところは知りません。
着物と言えば、友禅か絣しか知らなくて。
福岡県の久留米市の特産品である久留米絣には、幼稚園、小学生時代に世話になった気がするんですよね。
まさか高級な友禅は着ていらっしゃらないでしょうから、絣としたのですが。


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