子育てでしんどくなる時ってきっと「思い通りにいかない時」
もしかしたら、保育園や幼稚園、学校の先生達も しんどいと感じるのは「子供が言う事を聞かない時」ってありませんか
自分の力量がないのではないかと落ち込んだり。
周りの目、保護者の目を気にされる方は、もっと自己評価を下げてしまったり。
今は違うのかもしれないけれど、なんとなく日本の教育現場は「これをさせる」「周りと同じようにやらせる」という事にこだわりすぎちゃうところないでしょうか。
設定された目標や、その日のやる事に取り組ませる事、終わらせる事が目的になってしまって、そこに子供の行動を合わせようとする。
「子供の気持ちや意思が 置いてきぼり状態」
そうすると、駄々こねたり、泣いたりしないかな?
行事とかも全員に同じ事をやらせるのは大変な事だと思います
しかもそれらが好きで、楽しく参加する子達にとっては、とても楽しい遊びの一環だと思うけれど
それが好きじゃない子達にとっては、きっと苦痛なんだよね。
だけど、形あるものに仕上げなきゃ。。と思うと、子供にとっても、大人にとっても辛いのでは!?
もっとね、力を抜いて良いのですよ。
みんなと同じ事をする事にこだわらなくても良いのですよ
軍隊じゃないんだし。。
その方が、子供達も興味にそってのびのび学べる。
今回の実習先で学んだ一番のことは、そこかな。
例えば、日常の観察から、こういう遊びを取りいれたら楽しいかも。学べるかも。と思って、何かの活動を自分の中で考えて準備をしたとします
できることなら、自分が描いた進行通りに進められるとストレスもすくなく、予想通りに学びが進むかもしれません。
が、しかし!!!
子供はそれぞれ興味が異なります。
やる気のタイミングも異なります
発達段階も同じ年齢であっても異なります
年齢が混ざっていれば、発達段階はだいぶ異なります
気質もそれぞれ異なります
そこで、どこに照準を合わせたらいいんだろう。。。。と、準備段階で試行錯誤したわけですが、結論としては
「その子の興味と発達におまかせ」
でいいんですね。
例えば、ボールを使った遊びをしようと思った時
最初にどう言う遊びをするか、どこに学びをいれるか、自分なりの段取りがあったとします
でも、私の段取りなど子供達が気にするわけがない(笑)
3歳後半くらいになると「何をするの?」と聞いてくれる子もいますが、
2歳3歳くらいの子は、「それなに?」と思って気になったら話を聞く前に「持ってみたい」「私もほしい」となるのも予測範囲内。
その時に、自分の考えた段取り通りにすすめるように、子供を待たせたり、動かそうとするよりも、持ちたいこには持たせてあげる。
その代わりに、例えば、その自分が気になった物がなんと言う名前で、どんな色で、何をする物なのか。
それを持ってる子に質問してみたり、伝えてあげる。それによって「持っていたいだけの子」も、持つ感覚以外にも学んでるんですね。
セッティングなども、全部先生がする必要はなく、子供達の中には手伝いたい子達もいるので
その子達に運んでもらったり、設置場所を子供に決めてもらって置いてもらったり。
お話が聞ける段階の子には、「どうやって遊ぶ?」とか「これとこれの違いは何かな?」など
答えがいくつあっても良いような質問をして、興味を持たせ、私からも「こうやって遊んでみるのはどうかな?』と見本を見せて
それに乗ってきたら、考えていた遊び方の説明をしたり
考えていた段取り通りに行かなかったとしても、そこで大人がどう その子の興味に寄り添えるか。そこで何かしらを学べるサポートができるか
それが大事で、まさに主体性を大事にした遊びの環境を整えるサポートとはこういうことか。と実感しました
説明中も、全員は聞いてないかもしれません。特に低年齢のお子さん達はね。
活動も年齢のグループによっては5人中 4人は参加してくれてるけど、1人はふらりと席を離れてしまう。なんて事もありました。
その時も、その子がふらりを席を離れる事に危険がないのであれば、無理に参加をさせずに 声は時々かけつつ、その子が興味のある別の遊びをやっていても その子にとってはそれが今やりたい事=学び だからOK。私もそんな感じで自分のアクティビティをやってみました
そして、ふらりと席を離れた子が、また戻ってきた時に、個人的に他の子達にしたような説明や質問をしてみると、その子は興味を持って戻ってきたので
今度はお話が聞ける状態になっていました。
なので、その子も、結果的にはアクティビティに参加もしてくれて、それなりに楽しんでくれました。
ここでもし、「今はこれをやる時間でしょ!」と、無理やり参加をさせていたとしたら
恐らくその子は、「いやだー!やりたくないー!」と駄々をこねたり、泣いたりしたかもしれません
きっと、私もストレスを感じたと思います。
偏見かもしれないけれど、日本の保育園、幼稚園、園の雰囲気によってはそういう場面ありませんか。
親御さんに報告する際も、同じ活動に対しての報告でも、その子のその時にできた事で良いのだと思います
「青いボールがいいと教えてくれて、それを渡すと大事に持っていましたよ」
「ボールに書いてあったアルファベットに気がついてくれましたよ」
「色の違いを認識できていて、同じ色の箱に入れましたよ」
「少し距離の離れた場所からボールと同じ色の箱に投げて入れる事ができましたよ」
もしかしたら、保育園や幼稚園、学校の先生達も しんどいと感じるのは「子供が言う事を聞かない時」ってありませんか
自分の力量がないのではないかと落ち込んだり。
周りの目、保護者の目を気にされる方は、もっと自己評価を下げてしまったり。
今は違うのかもしれないけれど、なんとなく日本の教育現場は「これをさせる」「周りと同じようにやらせる」という事にこだわりすぎちゃうところないでしょうか。
設定された目標や、その日のやる事に取り組ませる事、終わらせる事が目的になってしまって、そこに子供の行動を合わせようとする。
「子供の気持ちや意思が 置いてきぼり状態」
そうすると、駄々こねたり、泣いたりしないかな?
行事とかも全員に同じ事をやらせるのは大変な事だと思います
しかもそれらが好きで、楽しく参加する子達にとっては、とても楽しい遊びの一環だと思うけれど
それが好きじゃない子達にとっては、きっと苦痛なんだよね。
だけど、形あるものに仕上げなきゃ。。と思うと、子供にとっても、大人にとっても辛いのでは!?
もっとね、力を抜いて良いのですよ。
みんなと同じ事をする事にこだわらなくても良いのですよ
軍隊じゃないんだし。。
その方が、子供達も興味にそってのびのび学べる。
今回の実習先で学んだ一番のことは、そこかな。
例えば、日常の観察から、こういう遊びを取りいれたら楽しいかも。学べるかも。と思って、何かの活動を自分の中で考えて準備をしたとします
できることなら、自分が描いた進行通りに進められるとストレスもすくなく、予想通りに学びが進むかもしれません。
が、しかし!!!
子供はそれぞれ興味が異なります。
やる気のタイミングも異なります
発達段階も同じ年齢であっても異なります
年齢が混ざっていれば、発達段階はだいぶ異なります
気質もそれぞれ異なります
そこで、どこに照準を合わせたらいいんだろう。。。。と、準備段階で試行錯誤したわけですが、結論としては
「その子の興味と発達におまかせ」
でいいんですね。
例えば、ボールを使った遊びをしようと思った時
最初にどう言う遊びをするか、どこに学びをいれるか、自分なりの段取りがあったとします
でも、私の段取りなど子供達が気にするわけがない(笑)
3歳後半くらいになると「何をするの?」と聞いてくれる子もいますが、
2歳3歳くらいの子は、「それなに?」と思って気になったら話を聞く前に「持ってみたい」「私もほしい」となるのも予測範囲内。
その時に、自分の考えた段取り通りにすすめるように、子供を待たせたり、動かそうとするよりも、持ちたいこには持たせてあげる。
その代わりに、例えば、その自分が気になった物がなんと言う名前で、どんな色で、何をする物なのか。
それを持ってる子に質問してみたり、伝えてあげる。それによって「持っていたいだけの子」も、持つ感覚以外にも学んでるんですね。
セッティングなども、全部先生がする必要はなく、子供達の中には手伝いたい子達もいるので
その子達に運んでもらったり、設置場所を子供に決めてもらって置いてもらったり。
お話が聞ける段階の子には、「どうやって遊ぶ?」とか「これとこれの違いは何かな?」など
答えがいくつあっても良いような質問をして、興味を持たせ、私からも「こうやって遊んでみるのはどうかな?』と見本を見せて
それに乗ってきたら、考えていた遊び方の説明をしたり
考えていた段取り通りに行かなかったとしても、そこで大人がどう その子の興味に寄り添えるか。そこで何かしらを学べるサポートができるか
それが大事で、まさに主体性を大事にした遊びの環境を整えるサポートとはこういうことか。と実感しました
説明中も、全員は聞いてないかもしれません。特に低年齢のお子さん達はね。
活動も年齢のグループによっては5人中 4人は参加してくれてるけど、1人はふらりと席を離れてしまう。なんて事もありました。
その時も、その子がふらりを席を離れる事に危険がないのであれば、無理に参加をさせずに 声は時々かけつつ、その子が興味のある別の遊びをやっていても その子にとってはそれが今やりたい事=学び だからOK。私もそんな感じで自分のアクティビティをやってみました
そして、ふらりと席を離れた子が、また戻ってきた時に、個人的に他の子達にしたような説明や質問をしてみると、その子は興味を持って戻ってきたので
今度はお話が聞ける状態になっていました。
なので、その子も、結果的にはアクティビティに参加もしてくれて、それなりに楽しんでくれました。
ここでもし、「今はこれをやる時間でしょ!」と、無理やり参加をさせていたとしたら
恐らくその子は、「いやだー!やりたくないー!」と駄々をこねたり、泣いたりしたかもしれません
きっと、私もストレスを感じたと思います。
偏見かもしれないけれど、日本の保育園、幼稚園、園の雰囲気によってはそういう場面ありませんか。
親御さんに報告する際も、同じ活動に対しての報告でも、その子のその時にできた事で良いのだと思います
「青いボールがいいと教えてくれて、それを渡すと大事に持っていましたよ」
「ボールに書いてあったアルファベットに気がついてくれましたよ」
「色の違いを認識できていて、同じ色の箱に入れましたよ」
「少し距離の離れた場所からボールと同じ色の箱に投げて入れる事ができましたよ」
「お友達にもボールを見つけて渡してくれましたよ」
「お片付けの時に沢山集めてくれましたよ」
他の子達と比較する必要もない
その子が取り組んでいた事を伝えればよいのです。
これは、お子さんにとっても同じ。
上記と同じ「できたこと」「とりくめたこと」をその場で、その子にそう伝えれば良いのです
これは、普段のおうちでの関わりでも使える関わり方だと思います
子育て、育児って、意外と頭使うよね〜。
どういう声かけをしたら、どういうアプローチをしたら
やらされている感を与えることなく
我が子の、この子の気持ちを尊重しながら動かせるか
発達を促進できるか
面白い部分でもあり、大人側は気持ちにゆとりが必要ですね。
「お片付けの時に沢山集めてくれましたよ」
他の子達と比較する必要もない
その子が取り組んでいた事を伝えればよいのです。
これは、お子さんにとっても同じ。
上記と同じ「できたこと」「とりくめたこと」をその場で、その子にそう伝えれば良いのです
これは、普段のおうちでの関わりでも使える関わり方だと思います
子育て、育児って、意外と頭使うよね〜。
どういう声かけをしたら、どういうアプローチをしたら
やらされている感を与えることなく
我が子の、この子の気持ちを尊重しながら動かせるか
発達を促進できるか
面白い部分でもあり、大人側は気持ちにゆとりが必要ですね。