こちらの学校にもクラブ活動があるようなんだけど、日本と異なる点としては、所属したら毎日練習、休みの日も練習、休暇中も家族旅行より部活優先。みたいな雰囲気は全くないみたいです。
学校によって、クラブの内容によっても違うのかもしれませんが、季節毎に期間が設定されていたり、1ヶ月程度の短期クラブもあったり、年間続けられるクラブもあったり。掛け持ちもありみたいで、長男も1つ放課後の運動部にも参加しています。活動も週1−2回程度で、先生も生徒もそれほど負担にもならず 参加してみたいクラブに気軽に楽しく参加できるみたいです
前回のブログで少し書いた 長男が先生に提案してみたクラブ。
オンライン学習期間中に、こんなことをやってみたいのですが。。と、先生に提案メールをしたら賛同いただき、校長先生にお話してくださって、クラブ発足となりました。
最初は、釣りや水質環境などに興味のある人が5、6人集まればいいんじゃない?くらいに先生とも話していたそうですが、2学年で男女合わせて15人くらい集まったみたいです。
コロナでなかなか学校内でも会う機会がなかった他クラスの友達も何人か参加してくれてるみたいで、まだ始まって1ヶ月程ですが、週1回のランチの時間に集まれるこの時間、毎週楽しみなようです。
集まった子達が、どんな事に興味があるのか、クラブ活動としてどんな事をやってみたいか、そんな意見を出し合って、クラブ名が決まり、活動内容は釣りや魚に限らず「環境」に関する事で話がまとまったようで、今は2つの大きなグループに分かれ 魚や水質環境に興味のあるグループと、プラスチックゴミに興味のあるグループで、それぞれどんな事から始めるかなど 意見を出し合ってるようです。
魚&水質グループは、理科の先生が持っている水質調査キッドを使って、近くの池の調査から始めようかとか、プラスチックゴミグループは、隣の市ではコーヒーショップで使い捨てカップを使用する際は$1追加という働きをしているそうで、それらをどのようにして、自分が住んでいる市にも導入できないかどうかなどを調べたいみたいです。
長男の話を聞いていて、嬉しくなったのが、12歳、13歳、14歳くらいの若い子達が、環境問題に関心を抱いていて、改善させていくには何が必要で、何ができるんだろう。。と、考え実行する為にランチの時間に集まってるって、すごいな〜って。
明るい未来を感じました。
最初は、きっと顧問の先生がいないから実現はしないかも。。と思っていたようだけど、提案してみてよかったと言ってます
学年末まで今年は2ヶ月しかないので、やってみたい事リストにいくつ挑戦できるかわかりませんが、これから気候も良くなるし、できる事から挑戦し続けて欲しいなと思いました。
先生の知り合いに、トラウトを川に放流する仕事してる人がいたり、私の知り合いには、大学で川の水質調査に関わってる人がいると聞いたので、子供達の興味に沿ったその道の専門家の人と話す機会が設けられたりしたら、さらに楽しい活動になりそうですね〜。
きっと市内の他の学校にも同じような事に関心がある子達がいるんだろうな。
うまく軌道にのって、他の学校にも広がったら 調査データも増えるし、いいネットワークも生まれるんじゃない?なんて、私の中でも妄想が広がっています