☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

Snowpeople

2022-07-18 | 学校関係
大学の時に、少しかじったフランス語。私の中でとても抵抗があったのが 男性名詞、女性名詞。

何を基準に、男性か女性を見極めるのか。。。覚えるしかないのか。。

それがとてもストレスで、わけわからん。。と断念した言語でございます。

でも日本語の数えるものによって変わる単位や、1つの漢字に読み方が多数ある複雑さを日本人は使いこなしてしまうのと同様に、生まれた時からその言語に触れてると、自然な感覚で身に付いてしまうんでしょうかね。

子供達は学校でフランス語をやっているけど、やっぱりそこは何でそんな変な括りがあるんだろう。。と思うみたい。

でもこれ、固定観念が強い人だったら、きっとこれは男性イメージにするだろう。これは女性イメージにするだろう。という感覚で分けてみると、だいたい分けられる(笑)

これからの時代も、この文法は変わらないのでしょうかねえ。。
それとも、時代と共に変化していくのかな。

anti-bias (偏見を持たない/差別しない)とかInclusive(インクルーシブ 疎外感を与えずに一緒に)と言う言葉は幼児教育の勉強をしているとよく出てきます

カナダの環境でいいなと思うのは、見た目(肌の色や体型、目や髪の毛の色)、使っている言葉、アクセント、好み、宗教が、自分と異なる人達が周りにいるのが当たり前の環境。

なので、生まれた時からそういう環境に接している子供達は、その違いが当たり前の事であって、あえてそこを話題にするような事でもない。とわかっている。

どちらかと言うと偏見があるのは大人達。
何が差別偏見になるのか、インクルーシブとは何かをちゃんと理解できてない大人達。残念ながら 同居家族があまりに強烈な差別偏見を持っていて、普段からそれを聞かされていると、子供もそうかと、いう意見を持ってしまう場合もある。。でも、ちゃんと学べる子達なら、、自分でも勉強して 望ましい情報を習得し 自分なりに差別偏見の極力ない考えを持つことができる

「肌色」も今は日本でも 私が子供の頃の「肌色」色鉛筆は別の名前になっているはず。
同じ日本人同士ですら、同じ色ではないもんね

小さなお子さんに、見せる情報も結構考えなくてはならないことがあって

例えば「お医者さん」「看護師」「警察官」「エンジニア」「保育士」「パイロット」「ピアノの先生」「シェフ」「土木作業員」「介護士」「ハウスクリーニング」「ブティックの店員」「ネイルアート」「バスの運転手」お仕事はたーーーーーくさん世の中に溢れていますが、これらを子供達に紹介したり、お仕事を話題にした活動をする際に どんな写真や絵を用いるか。

ここで性別に偏りのある情報を見せてしまうと、小さなお子さん達は、そのイメージを受け取ってしまう可能性がとてもたかいようです

なので、大人はそんな事にも気を配りながら、子供に接する必要もこれからは重要視されそうです

そう言えば、英語で「雪だるま」は「Snowman」と辞書に出ることが多いと思いますが、「Snowpeople」という言い方も、増えてきてるんですよ〜。

私は初めてSnowpeopleと聞いた時は、ん??除雪する人?と思ってしまいました。。



コメント
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