昨日は入居者のお誕生日だった。
昨日で90歳を迎える。
部屋に「祝卒寿」「○○○子さんお誕生日おめでとうございます」等
前の日に皆さんで大きく書いた紙や、飾りを貼り、
そして昼食当番の職員は本人の食べたいという希望を聞いて
「御馳走」を作る。
家族の方にも来ていただき、その日はゆっくりと一緒に過ごしていただく。
昨日は、私にとって初めての「御馳走当番」だったので
洋食が大好きというお誕生者にあわせ、下のような献立で料理を作った。
舌平目のソテー
(つけあわせは、人参のグラッセ、玉ねぎのスープ煮、新じゃがのまるごと焼き)
椎茸とエビのグラタン
チーズのクラコット載せ、ミニトマト、サンゴ礁ブロッコリーを一皿に
ネギのスープ
おやつの時に
苺・キウウィ・夏みかん
トップスのチョコレートケーキ
紅茶
一週間前くらいから、献立を何にしようかな~と考え
買い物の手筈を考え、
当日の段取りを考え、
結構、神経を使うものだと、思った。
いつも、クリスマスやお正月はAさんが陣頭指揮して大御馳走を作るのだが
その前に、買い忘れはないか、下準備はいつからやるかと
頭の中が大忙しになると聞いていたのが、実感された。
当日では買い物が間にあわないので
前日、友人のコンサートのあと、デパートに走り
舌平目を16匹、ほかの付け合せの材料も買い揃え
ちょっと奮発したチーズに、これに喜びそうな方の顔を思い浮かべ
朝は5時台起き、仕事場に大きな荷物を持って向かい
朝の諸々の用事を済ませた9時半ごろからキッチンに向かう。
手のかかる下ごしらえは、入居者さんに頼む。
小さな玉ねぎの皮むきは、比較的お元気な方にお願いする。
このどれを誰に頼むかも、結構気を使う。
15人分の食事、普段も作っているのだが、
何しろ、御馳走!なので、気合いが入る。
一番の気になるところは、
舌平目を焼くところで、最後に一気にやりたいのだが
いかんせん、大きなフライパンで程よくこんがり焼くのは
それに集中しないとだ。
そこで、焼き上げたものを温めた厚めのプレートに乗っけて、
さめないように準備し、最後に一気に盛り付ける。
お皿も、電子レンジで4~5枚ずつチンして、
温めておいて、冷めないように。
いつもなら、トイレ掃除から始まるC勤務の人が
すぐ、キッチンに立ってくれて、
何でもいって、手伝うからと
他の盛り付けをしてくれて、
思うようにテーブルに出すことができた。
こういう時のチームワークはとても嬉しい。
大きなお皿に盛りつけた「御馳走」は
「まあ、レストランみたい!
こういうのが食べたかったのよ」と、
いつもほめ上手なOさんの歓声をいただき、ほっとして、
15人のゆったりとしたお食事が始まったのである。
たまたまこの日のお誕生者のお嫁さんと同じテーブルにつき
いろいろお話できたのも、よかった。
長男の嫁で意気投合し、
Aさんが、大変なことは、それができる人にやってくるのよには
そうなのかもね、今になったら、よかったと思えるようになったとの
お話を伺えた。
こういう、ご家族との心からのお話ができるのも
ここの特徴だと思う、皆がファミリア。
この御馳走の洗礼は、
就職した時は、料理をしたことなかったという男性の若い職員が
大・大御馳走を作った時に、
その達成感から、経過記録に献立を書き込み、
とても美味しそうに召し上がりました、と書いたことからわかるように
我がグループホームの一大イベントなのである。
彼の携帯の待ち受け画像は、その時の御馳走で
会う人ごとに自慢げに見せているのだ。
可愛いでしょ!
ということで、おとといの山吹→コンサート→買い物
昨日の御馳走と、やりとげて、ほっと一息の今日。
そういえば、タイトルの90本のバラの花束は、
お嫁さんが、お義母さんに送ったプレゼント。
ちょっと小ぶりながら90本のピンクのバラには
皆から、歓声があがった。
トップの写真は、サンゴ礁ブロッコリー(別名、ロマネスコ)。
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90本のバラの花束! クリック!
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おかはんをよろしく、ブログもあります!
昨日で90歳を迎える。
部屋に「祝卒寿」「○○○子さんお誕生日おめでとうございます」等
前の日に皆さんで大きく書いた紙や、飾りを貼り、
そして昼食当番の職員は本人の食べたいという希望を聞いて
「御馳走」を作る。
家族の方にも来ていただき、その日はゆっくりと一緒に過ごしていただく。
昨日は、私にとって初めての「御馳走当番」だったので
洋食が大好きというお誕生者にあわせ、下のような献立で料理を作った。
舌平目のソテー
(つけあわせは、人参のグラッセ、玉ねぎのスープ煮、新じゃがのまるごと焼き)
椎茸とエビのグラタン
チーズのクラコット載せ、ミニトマト、サンゴ礁ブロッコリーを一皿に
ネギのスープ
おやつの時に
苺・キウウィ・夏みかん
トップスのチョコレートケーキ
紅茶
一週間前くらいから、献立を何にしようかな~と考え
買い物の手筈を考え、
当日の段取りを考え、
結構、神経を使うものだと、思った。
いつも、クリスマスやお正月はAさんが陣頭指揮して大御馳走を作るのだが
その前に、買い忘れはないか、下準備はいつからやるかと
頭の中が大忙しになると聞いていたのが、実感された。
当日では買い物が間にあわないので
前日、友人のコンサートのあと、デパートに走り
舌平目を16匹、ほかの付け合せの材料も買い揃え
ちょっと奮発したチーズに、これに喜びそうな方の顔を思い浮かべ
朝は5時台起き、仕事場に大きな荷物を持って向かい
朝の諸々の用事を済ませた9時半ごろからキッチンに向かう。
手のかかる下ごしらえは、入居者さんに頼む。
小さな玉ねぎの皮むきは、比較的お元気な方にお願いする。
このどれを誰に頼むかも、結構気を使う。
15人分の食事、普段も作っているのだが、
何しろ、御馳走!なので、気合いが入る。
一番の気になるところは、
舌平目を焼くところで、最後に一気にやりたいのだが
いかんせん、大きなフライパンで程よくこんがり焼くのは
それに集中しないとだ。
そこで、焼き上げたものを温めた厚めのプレートに乗っけて、
さめないように準備し、最後に一気に盛り付ける。
お皿も、電子レンジで4~5枚ずつチンして、
温めておいて、冷めないように。
いつもなら、トイレ掃除から始まるC勤務の人が
すぐ、キッチンに立ってくれて、
何でもいって、手伝うからと
他の盛り付けをしてくれて、
思うようにテーブルに出すことができた。
こういう時のチームワークはとても嬉しい。
大きなお皿に盛りつけた「御馳走」は
「まあ、レストランみたい!
こういうのが食べたかったのよ」と、
いつもほめ上手なOさんの歓声をいただき、ほっとして、
15人のゆったりとしたお食事が始まったのである。
たまたまこの日のお誕生者のお嫁さんと同じテーブルにつき
いろいろお話できたのも、よかった。
長男の嫁で意気投合し、
Aさんが、大変なことは、それができる人にやってくるのよには
そうなのかもね、今になったら、よかったと思えるようになったとの
お話を伺えた。
こういう、ご家族との心からのお話ができるのも
ここの特徴だと思う、皆がファミリア。
この御馳走の洗礼は、
就職した時は、料理をしたことなかったという男性の若い職員が
大・大御馳走を作った時に、
その達成感から、経過記録に献立を書き込み、
とても美味しそうに召し上がりました、と書いたことからわかるように
我がグループホームの一大イベントなのである。
彼の携帯の待ち受け画像は、その時の御馳走で
会う人ごとに自慢げに見せているのだ。
可愛いでしょ!
ということで、おとといの山吹→コンサート→買い物
昨日の御馳走と、やりとげて、ほっと一息の今日。
そういえば、タイトルの90本のバラの花束は、
お嫁さんが、お義母さんに送ったプレゼント。
ちょっと小ぶりながら90本のピンクのバラには
皆から、歓声があがった。
トップの写真は、サンゴ礁ブロッコリー(別名、ロマネスコ)。
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90本のバラの花束! クリック!
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