toty日記

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それぞれの日野原さん

2017-07-29 23:45:17 | 日常のあれこれ
去年までと同様、夏の間は御殿場暮らしが始まりました。
仕事の時は、御殿場から出かけます。

先日日野原さん逝去の報に、ブログに取り上げたところ、
二人の方からコメントを頂きました。

お一人は、太田由美子さん、
山吹の里で、お弟子さんを引き連れて
ご出演くださった、ピアニストの方ですが、

 一度、聖路加の聖堂で演奏をしたことがあります…5年くらい前?
 その時に日野原先生のお話を聴きました。
 本当に矍鑠としていらっしゃって
 私よりずっとお元気!!
 しかも「ご支援を~」とのコメントもしっかり挟まれて…w

 健康な人が必ずしも健康的な生活を送れるわけではないし、
 持病のある方が常に最良の医療サポートを受けられるわけではないので
 あの方の場合は特別!なのかもしれませんが…
 生きるならあの方のように人生を全うしたい!と誰もが思う生き方を示されたと思います。

もう一人は、歌舞伎座で第九の時、
お世話になった、へっぽこチェリストさん(渡辺さん)

 facebookにも書いたのですが、私が22歳の頃(15年ほど前)、
 日野原先生の著作に感銘を受けてお手紙を書いて

 「機会があればお目に掛かりたい」とお伝えしたら、
 聖路加国際病院の秘書室からお電話を頂いて、
 実際にお目に掛かったことがあります。

 朝の7時40分に理事長室に伺ったら、
 直前まで看護部長とおぼしき方と議論をされていました。

 医療経営についてアメリカに学びに行くお話をして
 アドバイスを頂戴したり、大学で楽器を始めたお話もしました。

 今でも忘れられないのは、
 「あなたはチェロをはじめたの?私はヴァイオリンをやっているんだけれど、

 そろそろチェロを始めたいと思っているんですよ」と。
 当時でも、既に89歳でいらした先生から、
 「チェロを始めたい」という言葉を伺うとは驚きでした。

 玉川を出たこともお話したら、
 「私は玉川学園の教育を尊敬しているのですよ」と、色々お話し下さりました。

 なんとも、残念ですが、安らかにお眠り下さい、と思っています。 

この渡辺さんのお話からは、
手紙を書いた渡辺さんの積極さ、

朝の7時40分から時間をとってくださったという、時間の使い方、

89歳で、チェロを始めようという意欲!
なかなか思いつかない凡人にないものを感じました。

コメントまで読んで下さる方はそうはいらっしゃらないと思うので
改めて、書かせて頂きました。



このところ、日野原さんを特集した番組も見ましたが、
日野原さんが、奥様に感謝して言っておられた言葉が印象に残りました。

奥様がおっしゃる言葉で、
今の笑いはわざとらしくて、良くないなど、

日野原さんがなさりそうな雰囲気を思い、
それを諫める奥様との関係を思いました。

奥様を信頼なさって、その病状を気にかけておられた
お二人の間柄を偲びました。

多岐にわたるご活躍と、それを
支えた奥様という図、

玉川の小原先生にも重ね合わせて、
改めて素晴らしい人生と思いました。


写真は、今までなかったのに鳥が運んだものか
庭にクレオメが咲きました。

名前が四文字だということだけわかるのですが、
なかなか思い出せなくて、

「花・ピンク・ひげ」で画像検索したら出てきました。


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