toty日記

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暮らしの手帖の手書き文字

2015-05-09 21:03:26 | 日常のあれこれ
以前、読んだ本の話で、「窓から逃げた100歳老人」の映画を
ご紹介したが、昨日、ギンレイ劇場(飯田橋)で、最後の日にやっと
見ることができた。

夫も一緒に行って、これで本を読まなくてもおおよそわかったと
いいながら、時折笑い声をあげながら、見ていた。

なかなか楽しい映画だったのだが、
上映館などを調べながら、映画の感想や評判を見ていたら、
なんと、先輩の名前が出てきた。


大学の頃、多分通学の時に経堂駅を使っていたか、
その近辺だったかで、数回話をしただけの教育学科の先輩がいた。

もしかしたら、研究室が一緒だったのかとも思うが
2学年上だから、普段余り接点はない先輩なのに
駅のプラットホームで話している場面が思い出される。

その時、先輩がいうのには、

4年の終わりに近づいても就職が決まらなくて
ふらりと歩いていたら、暮らしの手帖社の前に、張り紙があって
「社員募集」とあったので、それを見て応募したら
受かったという話だった。

今の就職状況のように、3年から就職活動をするほどではなかったが
卒業間近まで就職が決まらず、なんて、のんびりしていたんだろうと
ちょっと思ったが、

私の頭の中では、蕎麦屋の店先に店員募集の紙が貼ってある風景を
思い浮かべて、なんか、のどかな話だと思った記憶がある。

その後、暮らしの手帖を読むたび、その先輩はどうしているんだろうと
思うことがあったが、それほど、深く考えていたわけでもない。

今回、100歳老人の映画の紹介が、彼の名前でされていた。
名前を見て、急に思いだし、名前を検索したら

暮らしの手帖社で副編集長をやっていたこと、
暮らしの手帖の手書きの文字は、花森安治のあとは彼が書いていたことを知った。

なにより、編集者として、いろいろな連載を扱ったり
きっと、彼にドンピシャの役割だったんだろうなと、思った。

ひょうひょうとしていて、
時に大学に着物で現れたり、かなりユニークさが際立っていた人だった。

100歳老人の映画の紹介記事をきっかけに、懐かしい人に出会った気がした。
今は、映画の紹介が主なようだ。

「今週見るべき映画」という記事をかいてるらしく、
お勧めの映画を見たくなった。

研究室の仲間も、一風変わった人が多く、そんなことも思い出した。


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