1.舅の変化
昨年の一月ごろから、
舅が「なんか自分がおかしくなっちゃった。」と
言うようになった。
認知症の勉強会で、
認知症が最初にわかるのは本人だということを聞いていたので
そろそろかなと思っていたら、
まず時間の観念がまったくなくなり
それから、今までできていたことが日によりできなくなったりで
階段を駆け下りるかのように、進行した。
夫には、認知症の勉強会で仕入れた情報を伝えて、
理屈で説明ではなく、シンプルに、何でも受け入れて等々、
夫にしても、かなりの努力をしてくれたと思う。
そして、暮れには、施設にお願いすることになった。
その施設選びも、夫の流儀があって、
それにつきあっていたら、かなりの時間が費やされた。
スペックの人なので、
あらゆるデータを集めて、検討し、見学しという手順を踏む。
私はお見合いと同じで、施設より働く人を見て、
気にいったら、そこに決めるのでいいと思っているのだが。
でも、ようよう決まり、今は落ち着いたようだ。
歩いて行ける距離なので、頻繁に顔を見に行ける。
入居させるまでに、夫の従兄弟たちと
御殿場に思い出旅行をし、(10人の年寄りたちが集まった)
いろいろな手順があった。
2.御殿場の生活
舅も夫も、御殿場に思い入れがあるので
夏の二か月程は、行きっきりで、用があると
御殿場から東京に出かけてきた。
やはり、自然の中はいいもので、
冬にかけては、ストーブを燃やすのも楽しみの一つ。
幸い、切った木の処分にお金がいるという東京の植木屋さんが
時々、薪になる木を届けてくれるので、それを運んで燃やしている。
火を見ているのは、気が休まる。
そういえば、紅梅の幹は、断面を見ると赤いということを
植木屋さんが教えてくれた。確かにそうだ。
何故、赤くなるのか、今のところ夫の関心ごとだ。
3.ドンピシャゲームの面白さ
ネット上での、ゲームを設定して、数人で遊んでいる。
親がお題を出し、連想ゲームのように、子が当てる。
当てたら、親になって、出題しと、
延々と10数年続けているのだが、
このところ人が増えて、出題のコツも皆が心得てきたので
面白い。
昨年の特記すべきは、「私が考えているパンダの名前は?」に
「シャンシャン」と出題して、
応募していれば、当たっていたのにねということがあった。
ご興味ある方は、どうぞご参加ください。
5.回数券が加わり頭は混乱
山吹の里でボランティアで運営している
喫茶コーナーの会計に指名され二年目。
回数券を作ってほしいという要望に、
回数券を作ったものの、会計報告や、
なんやかやで、かなり頭の体操になった。
ボランティアのメンバーが、殆ど同世代か上の方たちなので
扱いを飲み込んでもらうまで、結構大変なのだ。
あわないと、合うまで計算したり、
余り私は向いていないようなのだが、
しばらくは、やらねばならない様子。
6.第九参戦とその後のあれこれ
2月に、墨田区主催の「五千人の第九」に参加した。
はじめは、お付き合いのような気分だったが、
参加してみて、このシステムにかなり興味をもって
今年も参加。
参加するのに5人以上のグループを作ると
会費が安くなり、グループ名で登録できるのだが
昨年のメンバーの一人が今年は参加できないとのことだったので
会場で見かけた同期生一人、スキー部の後輩(テッチャン)とに声をかけて
そうしたら、都合11人になり、仲間が増えた。
1月に入り、時間も多少自由になったので、
これから練習にも参加出来るだけ参加しようと思っている。
7.都立家政の珈琲屋さん
以前家の近くで営業していた珈琲屋さんの店長さんが
都立家政前駅近くでお店を始めた。
おいしいのと、懐かしいので
時々、飲みに行く。
今のところ順調に営業しているようで、
応援団としては、ほっとしている。
唯一面倒なのは、店の前の通りが
3時半から6時半まで買い物道路となって
車を乗り入れられなく、その近辺の道が狭く、
一方通行も多くて、行きづらいことだ。
店長さん、しばらく仕事をしていなかった時期に
外国に行って、英語の勉強をしたのだが
お店に外国のお客様も見えるので
話しかけたら、きっと英語もうまくなるよといっても
ちょっとシャイで、まだ実現できていないようだ。
もし、機会があったら、寄って英語で話しかけてみてください。
8.夫の入院・手術、無事終了
10月に、皮膚の化膿が長引き、調べたら
癌の前期症状とのことで手術、一応心配なしとのことだった。
出来事としては、書いておく。
昔は、癌を告知するかしないかで悩む話もよく聞いたが
今はあっけらかんとしている。
9.勤め先も面白い(食事と歌)
平成21年から勤めだしたグループホーム。
同僚にも恵まれ、労わられながら(!)勤めている。
ほとんど、早番で
昼食づくりと、午後には皆さんと歌うことを中心に。
15~6人の食事を作ることにも慣れ、
この面では、能力アップしたなと思う。
今回、舅の症状に対しても、
実際例を目にしているので
対応が早めにできたと感じている。
人生、無駄になることはないなと、感じたことだった。
10.歌う場所
(K会・山吹の里・季節の会・ハレルヤ会・水曜コーラス・大人のコーラス)
コーラスのグループにもいくつか入っていて、
まあ、よく歌っている。
歌は、仕事や舅のことでの、気分の転換にもうまくなっていると思う。
ということで、昨年を振り返ってみました。
長文になりましたが、お読み頂きありがとうございました。
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本人は、しきりと長く生き過ぎたと言っていました。
自分で決められることではないので、
できることはやって、あとは自然になんでしょうね。