先週の『世界一受けたい授業』。
『あなたの常識は古い!知らないと恥をかくアップデートSP』と題して放送された中で私が注目したもの。それは『日本がドイツから学ぶ5つのこと』だった。
昨年のGDP(国内総生産)で日本はドイツに抜かれて4位に転落するそうだ。デフレとか円安とか思い当たるふしはあるにはあるが・・・
GDPを一人あたりに換算しても1.4倍多い。
しかも労働時間は日本より83%少ない。
つまりドイツは日本より効率的に仕事をする。いまどきでいうとタイパ(タイムパフォーマンス)が良いということである。
効率的に作業し仕事の無駄がない。その結果がGDPアップにつながったということである。
そんなドイツ人の夕食はというと『火を使わない夕食』だという。
夕食は簡単なもので済ませ、家族と過ごす時間を大切にするのだそうだ。
紹介された子育ての時間を比較すると母親でも日本の2倍以上。父親に至っては4倍以上。
そしてドイツでは日曜祝日にあることができないというクイズが出た。
私は即答「買い物ができない」
学生の頃、京都市の老舗にそういうお店があったからだ。
ドイツでは上記のように『閉店法』なる法律があるとのこと。交通機関とか飲食店は営業してるらしいが個人的にも騒音を立てないなどえらく徹底している。そんなドイツ人が日曜日にどこへ行くかというと・・・
公園や自然が大好きなのだという。
そしてアッと驚く高速道路というクイズが・・・
ドイツにはなんと自転車専用高速道路があるのだという。
ヨーロッパの自転車事情はオランダなど進んでいることは知っていたが高速道路とはぶったまげた。
どんな電車にも乗せられることも含めて私らサイクリスト垂涎の環境である。
またドイツは原発ゼロを目指し再生可能エネルギーを推進している国だとは知っていたが、SDGs達成度ランキングでも4位につけているのだそうだ。
そんなドイツのリサイクル事情を垣間見ると、ゴミの回収が有料なのでゴミの減量に努めている。
リサイクルの例として街中に本箱が置いてあって不要な書籍を入れると、それを読みたい人が持って(借りて)いくスタイルだそうだ。
また洋服のリサイクルコンテナとかペットボトル回収機(もともと回収代込みの値段で売っていて回収すると返金するシステム)がある。どちらも日本にもあるけれど、こんなオシャレではない。ペットボトル回収機はむかし酒屋さんがガラス瓶を回収していたのを思い出したけどね。日本では忘れられてしまった勿体ない精神ってところだろうか。
それからシェアサービスってのが個人的に普及してるそうで、面白いと思ったね。
日本でもシェアなんとかってのが流行りだしたようだけど、どれだけ定着するかなあ。
ドイツ人は品質を重視する国民性とは知っていたけれど、そのひとつが『商品を比較・テストする専門機関』があるってことだね。NHKの朝ドラでも出てた『暮しの手帖 』みたいなもんだね。
最後にGDPに関連する働き方の話。ドイツでは1日の労働時間8時間超はNG。
残業代に対して法的な規定がなく、その分有給休暇に振り替える制度があるとのこと。
そんなタイパを重んじた仕事の仕方がGDPアップにつながったという説明だった。
そして出されたクイズ『ドイツの会社が1年の初めに話し合うことは?』
またもや私ゃ即答『休暇』
ピンポン~♪だね。
というのも銀行とはいえ決められた制度休暇(年間9日間)は必ずとらなければならなかったので、私ゃ年度初めに希望期間を全員から提出してもらい、重複しないように毎年調整していたからだ。日数的にドイツには及ぶべくもないが、私ももともと自転車やキャンピングカーで旅行したい口だったから休暇を楽しみにしていたんだよね。
有給と病気休暇が別という制度はおかげさまで銀行にはあった。有給の積み増しとかを含めての期間があったね。
手の平ザックリとか肩の手術は有給範囲内だったけど、椎間板ヘルニアは期間を超過してしまったので、休職扱い(無給)になっちゃったよ(-_-;)
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