1月2日、荒川の上流、入川峡谷をハイキングしたのですが、
入川渓谷に入る道、秩父市から来れば、
道の駅「おおたき」に、前回投稿した金田一春彦氏の石碑が、
ここにもあります。
どちらも雁坂峠を今立っている場所から詠ったものですが、
雁坂峠は「日本書紀」にも登場し日本最古の峠といわれ、
三伏峠(南アルプス)、針ノ木峠(北アルプス)に並んで、
三大峠と言われ、甲州と秩父を結ぶ重要な交通路だったそうで、
そんなこと知らず、雁坂峠、どこに見えますかと、
あちこち、聞き歩くわけです。
昨日(4日)笠取山に登り、雁坂峠を眼の前にしたので、
金田一晴彦氏の碑も、陽の目を見ることはなるのですが・・。
碑の傍に土産屋さんがあり「郷路館」の屋号も金田一さんが、
名付けをしたのだといいますから、歴史がありますね!
荒川起点の碑を見るのに、
勾配緩和のループ橋(雷電廿六木橋)を、くるり。
左手に滝沢ダム・奥多摩もみじ湖が見えました。
車を降りることになるのですが、
12月25日は、昨日より寒く、
見に来た夫婦の犬の散歩姿、
あっという間に見えません。
と、街道に戻って、入沢渓谷の小さい看板の指示で、
扇屋山荘左にして、狭い道を進んでいけば、荒川起点の碑。
前回はここまででした。
十文字峠方面に・・
昭和23年から45年頃まで、山林伐採に使ったトロッコ線路が・・
半世紀経って、浸食されていたわけで・・
調べではここに「荒川起点の地」があるはずでした。
崩落している赤沢谷との合流地点、
渡る橋も崩れ落ちています。
いくら探しても、探せません!
もう帰ります。上流はまだまだ続いています。
「ここは、荒川の一滴ではないし・・」
碑を捜せない自分にかけた、つぶやき・・
が、すごすごと帰る後ろ姿が見えます。
帰り道、看板に12月中旬から4月中旬まで、通行禁止。
なら、入り口に置いとけっ・・と、
腹の中で、でかい声が・・
つい 八つ当たり?
なが〜い荒川起点の碑、幻に終わりましたが、
それもロマンです!
見えなかった川のニンフ、瀬音は聞かせてくれた、
それだけで満足です!
真冬でも渓谷に出かけたりされて素晴らしいなと、photoを見せて頂きながら、いつも思ってます。
私には到底できそうもない山歩き、神社仏閣など
今年も楽しみにブログで見させて頂きたいと思います。
ご無理の無いように、トレッキングは進めてくださいませ。
よろしくお願い致します。
今年もよろしくお願いいたします。
冬の峡谷に入ると、いつも写真映りのいい、
榛とか夏とか秋だったらいいのにな、と
思いながら、ついつい出かけてしまいます。
無理の聞かない年代に入っていますので、
私も十分気を付けて、出かけたいと思います。
puさんも、体調には気を付けてくださいネ!