昨日から読んでいる、4冊の本。
1冊を完全に読んでから次の本ではなく、同時進行。
途中で淘汰される本もある。
啓蒙の類の本は、読まない。
本を読む事は、もともと好きではなく、読まなくて済めばいいと、
思っているくらいなのですが、
さび付いた頭に、「喝」を入れるためには、読書は恰好のもの、
と知っているだけに、読んでしまう。
「日陰の村」湖に沈んだ村の物語。海苔弁小説(復刻前は黒く塗られていた)
「戦いの権化・他」ロシアの美術館の一枚の絵を見て。海苔弁小説。
「道長の冒険・平安妖異伝」平岩弓枝
「ユダヤ人の家」。ディラス。
40年前に建設した空港が、さびれていく!の
ブログを読んで、感情に火がつき、手をたたいた。
あんな飛行場はいつも不便だと思う。
何が嫌かって、乗るまでが一仕事である。
金もかかる。
しかもこの空港は、若い頃のイメージが悪い。
農民の利権闘争とも揶揄され、高度成長へまっしぐらの時代。
候補地を四転五転後、
御陵牧場が在った「三里塚」「芝山」地区を最終候補としたが、
日本国政府は地元から合意を得るどころか事前説明すら怠っていた。
金銭補償や代替地等の諸準備が一切なされていなかったことから、
農民を中心とした地元住民の猛反発を招き、
敬虔なクリスチャン、戸村一作氏が活動の先方に立ち、
ベトナム戦争反対、佐藤首相への反感を持った全学連と連帯を結び、
建設阻止運動を起こした。
階級闘争至上主義の学生セクトが農民を「利権闘争」と揶揄し、
セクト間争いも活発になったり、多数の怪我人、死者も出した。
開港後も、フライトチェックを阻止する、鉄塔を立てて壊され、
管制塔の占拠、京成電鉄の運行を止めたり、
航空局の専用ケーブルを切断したりしたが、
結局は政府の勝ち、開港した空港。
間もなく、オイルショックで、フラフラになるのだけど!
成田は、この騒動の歴史の上での飛行場。
学生は、この闘争を「利権」だけだとして、
多くが離れていったけど、「階級闘争」と「利権闘争」では、
溝が出るのは、不思議ではない。
何だっけ!そう!
羽田の海を埋めて広げたらいい、話
目が醒めますね、
どうせ日本の領海は、世界六番目に大きい国。
「利権」も犠牲者も出ないだろうし・・・・
この万世橋の交番。 皇居前広場から皇居に向かって、石橋に
関東大震災(1912)でつぶれたけど1930 設置した6基のひとつ。1887年(明治20)に
当初のデザインに復元したもの。 架けられた飾電燈。