KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

無電柱化

2007年06月02日 | 世の中あれこれ
平成16年度からスタートした「無電柱化推進計画」では
5年間の整備目標を設定している。

市街地の幹線道路※1の無電柱化率を、現在の9%から17%へ(全国)。
また、人口50万人以上の政令指定都市や県庁所在地で、
まちの顔となる道路※2の無電柱化率を、現在の48%から58%へ(全国)
高めることを目標にしている。
※1: 市街地の幹線道路…都市計画法における市街化区域及び
   市街化区域が定められていない人口10万人以上の都市における
   用途地域内の一般国道及び都道府県道
※2: まちの顔となる道路…県庁所在地の商業地区内における国道、
   都道府県道及び4車線以上の市区町村道


電柱は景観を損ねるだけでなく、狭い道路をより狭くし、
歩道の車椅子での通行の妨げになったり、道路の見通しが
悪くなり安全上にも支障をきたす。
また、台風や地震などで倒壊したり電線が切断したり
自然災害の影響も受けやすい。

一方で、欧米諸国はガス供給とのフェアーな競争を促進するために、
古くから都市部において電線の地中線供給の行政指導がなされていた。
(ロンドン「電灯法」1882年、パリ「市議会決定」1889年など)

国土交通省は、「無電柱化推進計画」の策定などを行い、推進しているようだが、
目標自体も甘く、マスコミもあまり取り上げてなく、進んでいるようには感じない。

東京都の千代田区などは進んでいるが、全国の中でも
関西地区は大きく立ち遅れている。
残念なことである

【無電柱化の欧米比較-クリックで拡大します】


都道府県別無電中化道路の比較データ

ツーリングで電柱や電線の無い景色に出会うと本当に美しい。
どんどん無電柱化を推進してもらいたい。
ガソリン税を使えばいいのだ!!


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