I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「慈庵」のメニュー11th

2009-01-19 | ラーメン 市内
店主のブログに和えつけ麺・塩味の限定販売が記載されていたので、早速試食に


盛岡じゃじゃ麺をヒントにしたという和えつけ麺800円と煮たまご100円を注文して、待っていると先に出てきたのは麺の入った丼。





和え麺とか混ぜそばと聞くとついジャンクなものを想像していたが、中太麺150gに海苔と水菜とトマトが綺麗に盛られている。
熱いうちによく混ぜ、それだけで食べてみると、チーズそれに何かの豆も入っているのに気付く。(あとで尋ねたところ、ひよこ豆とか)。
さらに麺の断面形状が丸く、太さものでまるでスパゲッティのようなので、これは正にイタリアンテイスト







少し遅れて出てきたのは、海老・万能ネギが浮かんだ透明感のあるつけ汁。
いつもの鶏チャーシュー・穂先メンマに加え、茹でキャベツが入っている。
これもそれだけで飲めるほどの濃さで、単品として十分に楽しめる美味しい鶏のスープだ。





今まで食べたつけ麺の大半は、コッテリしていて動物系と魚介系のしのぎあいがあり、魚粉を使って力でねじ伏せるようなものだった。
このスープスパのようなオリジナルは麺もつけ汁もとてもアッサリとしていて、ハーモニーで食べさせることを狙いにしているのだろう。
尚、麺をつけて食べている間に、つけ汁はトマトの色と酸味が加わって変化してくるのも面白い。


パンチ力には欠けるが、いかにも慈庵らしさがあり、店主のアイデンティティを感じさせる逸品だった。
これもきっと研究心の表れであり、試行錯誤の賜物なのだろう。次の味噌のつけ麺では、是非大盛りでお願いしたい
コメント (2)
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