にゃんこの救出劇（とっても小さめ）

　これまでも度々ご紹介してきたにゃんこの救出劇。今回は、沖縄からです。
　那覇市牧志の映画館、桜坂劇場で外階段の高さ約５センチ、幅約１３センチというとっても狭ーいのすき間に、生後間もない仔猫が挟まっているのを劇場のスタッフが発見。
　「助けて～」という感じで鳴いていた仔猫を見て、劇場のスタッフさんはすき間に植物油を流し込んで救出しようとしたけど失敗。その後、通報を受け駆け付けた市消防隊員が３分足らずで無事に救出しました。
　実は、この映画館の周辺は野良猫多発地帯。そのため、今後、同じようなことが起きないように、すき間にはつぶしたペットボトルが押し込まれたそうです。
　この仔猫のお母さん猫は、映画館の向かいの居酒屋に餌をせがみに来る常連だとのこと。救出後、子猫は居酒屋に保護され、駆け寄った母猫とじゃれ合っていたそうですから、もはや親子ともども居酒屋さんのにゃんこといってもいいかも？
　それにしても、植物油をかけて救出しようとしたスタッフさんといい、保護した居酒屋さんといい、沖縄ってもしかしたらノラにやさしいところなのかもしれませんね。
　ちなみに、写真は仔猫と紹介されていましたが、生後間もないようには見えない…。お母さん猫の誤りのような気がしますが、いいニュースなのであまり細部にはこだわらないようにします。