愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

5匹のお母さんにゃんこ

2007年07月13日 | たっちーの部屋
これまでも家猫の祖先は中東の砂漠地帯に生息するリビアネコだと言われていましたが、最近、遺伝子解析からもこれを裏付ける結果が得られたそうです。
家猫の祖先については、これまでは古代エジプトの壁画などの考古学的な証拠をもとに「やっぱ、リビアネコだろぉ~」って判断されていました。しかし、米英などの国際チームが世界の約1000にゃんの遺伝子解析を行ったところ、「やっぱ、リビアネコだぁ~」ってことになりました。
この国際チームは、野生種であるヨーロッパヤマネコやリビアネコ、中央アジアのヤマネコ、南部アフリカのヤマネコ、中国のハイイロネコの遺伝子と世界各地のイエネコの遺伝子とを比較。
その結果、家猫はリビアネコと進化の系統が最も近いと結論づけています。しかも「少なくとも5種類の母系から家畜化され、人の移動に伴って世界に広まったとみられる」とのこと。ってことは、家猫の先祖を辿れば5匹のお母さんにゃんこのいずれかにたどり着くってことですよね。もしかしたら、うちの西子と似た柄のにゃんこは、先祖を辿ると同じお母さんってことになるかも?
さらに、5匹のお母さんにゃんこの共通の祖先は約10万年前までさかのぼり「考古学的な記録から推定されてきた約9500年前より、はるかに早く家畜化が始まった可能性がある」とのこと。
にゃんこは、私たちが考えているより長い間、人間のパートナーとして生活を共にしてきたのかもしれません。
それにしても、遺伝子解析でにゃんこのルーツを辿るとは…「国際チーム」って普段はいったい何してるんでしょうね?

ちなみに、今回の写真はつげの櫛で毛をとかしてもらって、上機嫌の西子。
必要以上にでかい鳴き声はいったいどんな遺伝子を受け継いだのでしょうか? 可能であれば辿って文句を言いたいです!
コメント (2)
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