愛猫・西子と飼い主・たっちーの日常

亡き西子とキジロウ、ひとりっ子を満喫していたわおんのもとに登場した白猫ちくわ、その飼い主・たっちーの日常…です。

デブにゃんでよかった?

2009年06月09日 | たっちーの部屋
今回はにゃんこニュース。昨年夏のアメリカでの出来事なので、やや旧聞に属しますが、ちょっぴり笑え、かつ、考えさせられることもあったのでご紹介します。
アメリカのニュージャージー州にあるノラたちを収容するシェルターに、ある日、「大きな毛の塊」が届けられます。
職員の方が「なんじゃ、これ?」とつついてみると、体重約20キロにも及ぶ巨大なにゃんこ。イエネコの最大体重の公式記録が22キロだそうですから、その大きさが尋常でないことがわかります。
きっと「すげぇ~、長年シェルターにいるけど、こんなにデカイにゃんこはじめてみたぁ~。おいおい、来てみろよぉ~、すげぇぞぉ~」などと職員たちで集まって感心していたことでしょう。迷い猫か捨て猫かは不明でしたが「いくらなんでもこんなに目立つにゃんこなんだから、すぐに飼い主がわかるだろぉ~」ということで、とりあえず動物好きな人に預けられ、プリンセス・チャンクとの名前もいただきました。
すると、この巨大なにゃんこの存在を聞きつけたマスコミが、全国版のニュースで紹介。紹介された翌日に飼い主さんが名乗りでます。飼い主さんいわく「不況のあおりを受けて、ローンが払えなくなって家が競売にかけられたため、にゃんこを飼えなくなってしまったんです。プリンセス? よく見てください。オスですよ」とのこと。
…ということで、この瞬間から新たな飼い主さんを探すことに。
テレビのニュース番組にも生出演(CM後に映像が流れます)して飼い主さんを募集したところ500人が応募。西海岸のロスアンジェルスや海を越えたロンドンからも応募があったそうです。
なんだか日本の「がけっぷち犬」の飼い主募集を彷彿とさせますが、抽選の結果、無事に新たな飼い主さんも見つかり平和な日々を送っているようです。
不況が世界中を覆う中、このにゃんこは巨大であるがゆえに話題になりましたが、同じようなにゃんこが世界中にいるのではないかと心配になってしまうようなニュースでした。それにしても元の飼い主、よほど追い詰められていたのかもしれませんが、こんなに巨大にゃんこ、2匹といませんから捨てたらバレバレって考えなかったのかな?
なんだか、喜んでいいのか、怒っていいのか、心配したほうがいいのか…複雑なニュースです。
ちなみに今回のにゃんこは、先日の日曜日に散歩の途中に自宅付近でであったさびにゃん。とっても人懐っこくでかわいかったので、撮影&スキンシップをさせていただきました。
コメント (4)
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