新型コロナウイルスの影響で一気に広まったリモートワーク。十年以上前から「技術的にはできるんだから、やった方がいいのはわかっているんだけどねぇ~」と後回しにされていましたが、数カ月の間ですっかり浸透。やればできるじゃん! って感じではありますが、必要に迫られて急に対応することになったもんですから、様々なトラブルが生じています。
今回のニュースは、そんなトラブルのひとつ。アメリカの裁判所でのことです。
ご多分に漏れず、アメリカでも裁判官と原告と被告の弁護士さんをオンラインで結んで、やりとりをしています。使用しているのはZoom。顔を写して話ができます。しかし、設定によっては自分の顔ではなく、他の画像を表示することも…。
裁判官:皆さんおそろいのようですから、そろそろ始めようと思いますが…ボルトンさんですよね? 画面がにゃんこですが? しかもこにゃんこ……。
ポントン:フィルターがかかっているので、今外そうと……裁判官、私の声が聞こえますか?
裁判官:聞こえますよ。フィルターを外してください。
ポントン氏:そうなんです。だけどどうやって外したらいいのかがわからないんです。今アシスタントが横で外そうとしてくれているんですけれど…。あー、私はこのまま進めてもらっても構いません。ちなみに、ここにいるのは私です。にゃんこではありません。
裁判官:いや、いや、それは言われなくてもわかりますけどね。
と言った感じで、にゃんこのフィルターが外せずにしばらくの間、裁判官はにゃんこと会話することに。
その後、フィルターを外すことができて、無事に裁判の手続きを進めることができたとのこと。せっかくなので、そのままこにゃんこで進めてもよかったのでは? と思ったのは私がにゃんこ好きだからだけではないようで、裁判所がユーチューブでこのやり取りをアップすると「明るい気持ちになった」「久しぶりに面白いものを見た」などと好評だったそうです。
もちろん、裁判所がこのやり取りを公開したのは、面白かったからでも弁護士さんを笑うためでもなく、「こんなことが起こるから、皆さん気を付けましょうね!」という注意喚起のため。とはいえ、面白いことには変わりない?
さらに、パキスタンでは、答弁する閣僚の映像に猫耳とひげがつくという事態が発生。「閣僚ににゃんこがいる!」とネットの人気沸騰。
記者:猫耳がついた映像が流れていましたが。
大臣:え~、問題視するほどのことでもないと思います。
記者:大臣はホントはにゃんこなのでは?
大臣:そんななずにゃー!
などというやりとりはありませんでしたが、日本ももはや閣僚を全員にゃんこにしたほうがまともな国になるかも?
毎度のことですが、たっちーのお伝えするにゃんこニュースは大筋だけ守りつつ、大幅に脚色しています。ホントのニュースはネタ元(その1、その2)をご覧ください。
ちなみに今回の写真はわおんのアップ。飼い主の贔屓目ですがかわいいでしょ!