蜆に桜図小柄 壽景


蜆に桜図小柄 銘 壽景安政乙卯中秋鐫之
手折られた桜が流れている。その水中にひっそりと息づく蜆。東龍斎派の名工壽景(としかげ)の手になる、春の暖かい空気が感じられる美しい作品。肩の力を抜いて水辺に佇み、光を受けて輝く小川をただ眺めている…そんな時間が楽しい。
色合い黒い朧銀地に蜆は高彫赤銅色絵。水の流れは片切彫、水底は金の真砂象嵌。裏板は明るい朧銀地で、金銀の平象嵌に片切彫。


蜆に桜図小柄 銘 壽景安政乙卯中秋鐫之
手折られた桜が流れている。その水中にひっそりと息づく蜆。東龍斎派の名工壽景(としかげ)の手になる、春の暖かい空気が感じられる美しい作品。肩の力を抜いて水辺に佇み、光を受けて輝く小川をただ眺めている…そんな時間が楽しい。
色合い黒い朧銀地に蜆は高彫赤銅色絵。水の流れは片切彫、水底は金の真砂象嵌。裏板は明るい朧銀地で、金銀の平象嵌に片切彫。